抱えきれないほどのレモンがもたらす幸せ
どんなことを贅沢だと感じるか。
そこには一人ひとりの価値観が映される。
私はふるさと納税で届いた沢山のレモンに
今年イチの贅沢感を感じた。
昔から発想が得意だった。
ブレストが得意だった。
頭の中で、言葉がイメージが駆け巡る。
先日も受講したセミナーでブレストのフェーズがあり、講師が「なんとか少なくとも1つはアイデア出てきましたか?」と声掛けしてる傍ら
私の手元には20余りのアイデア。
「ストップ」と言われたから手を止めたが
まだまだアイデアは止まらなかった。
なので。
使い方を幾つも幾つも考えられるレモンは
私にとって最高の題材なのだ。
しかも、普通の果物のように
そのまま食べるという選択肢はあまりない。
(そのまま食べられるものだと、そのまま食べて終わりとなってしまう)
だから調理をするしかないのだけれど
皮まで食べられる国産レモンだから
普通のレモンより用途は広がる。
わくわくする以外ない!
とりあえず蜂蜜レモンと砂糖漬けを作り
ムニエル用の食材を買い
チーズケーキまで作って大満足。
私の贅沢感はきっと「余分」にある。
きっちりと決められた分だけ、ちょうど使い切り。
そこには気持ち良さも感じるけれど、
それ以外の使い道を許さない息苦しさや
足りなくなったらどうしようという不安を
内在させている。
何にでも使えるという自由さ。
いつまでも、たっぷりあるよという安心感。
そして、早く使わなきゃ無駄にしてしまうという追われるような気持ちもない。
ハイブランドアクセサリーでも外国産の車でもなく、
レモンに贅沢を感じるところがとても私らしい。
さ、昨日漬けたレモンが美味しくなっているか
子どもたちと味見をしよう。
そんな贅沢な夜を過ごすのだ。
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