おすそわけ日記 272「転がる石にも、きっかけは要る」
私は今、毎日が楽しい。
ここ数年、そんな風に思ったことはなくて。停滞した空気の中、母と二人、息をひそめて生きていた。
こんな風に変わった最初のきっかけは、昨年末の引越し。沢山の思い出と物を処分して身軽になり、新しい場所で見るもの全てが目新しい。「私たちは今、ここにバカンスに来てるんだ」母とそう決めて、少しの贅沢を自分たちに許している。
この変化の波に乗って、自分がこれから何をしたいかに向かい合いたいと思っていた時。
私が認定講師として所属している、Art of Feminine Presence（AFP）のマスタートレーナーであるアムリタ映蓮さんの『ポテンシャルFM✖️ハートデザイアーで2024年の現実想像』と云う講座に参加する機会を頂いた。
自分の願いを感じ、インスピレーションを受け取り、そこから設定した私の今年の意図は「毎日、書く時間を作る」こと。
「書かなきゃ」ではなく「書きたい」から来る習慣は、とても自由でワクワクする。
それがきっかけとなって、私はまた、noteを書き続けるようになった。
書き始めたら、さらに呼吸が楽になった。私はやっぱり書くことが好きなんだな、そのために生きているんだなと思う。
それと同時に「書くなら、読みたい」と云う欲がむくむくと湧き上がってくる。
作品を作ることと、他の素晴らしい作品を受け取ることで、自分の中に循環が出来る。昼と夜のように、アウトプットとインプットが繰り返されているのが、私の心地よい在り方。
そんな時にXで見つけたのが、子供の頃から大好きな出版社の投稿。
なんと、新作海外ミステリのゲラ版の読者モニターを募集中とのこと。とても面白そうな題名で、わー、読んでみたいなぁ。
私の読書歴の根本は欧米の本格ミステリなのだが、翻訳作品は値が張るのと、日本人作家にハマったこともあり、随分と新作を読んでいない。
出版社のメルマガで新刊情報を目にする度に、あー、これはどうかなと迷い続けて幾星霜。どこから手をつけていいのかわからない状態になってしまった。
「この読者モニターが、海外ミステリに再会するきっかけになれば」
そう願って応募した所、めでたくも当選。三百頁超えのゲラ刷り原稿を前にして「コタツの天板より厚い！」久しぶりの海外ミステリに興奮が止まらない。
最初の引越しと云うきっかけを作ったら、その後、きっかけを頂く機会が続いている。いや、引越しを決断したのは私たちだけれど、その機会は神様からの贈り物で、私はずっと、ありがたく受けとっているだけなのだ。
転がる石にも、きっかけは要る。
寧ろ、きっかけが大事。
苔が生えぬように転がり続ける先はわからねど。
きっかけを糧にして、このままずっと、転がっていたい。
【Art of Feminine Presence（AFP）の講師認定養成トレーニング レベル1開催のご案内】
私がAFPに興味を持ったのは、友人がFace Bookにあげた一枚の写真からでした。その写真の中で、友人が今まで私が見たことがないような笑顔で輝いていたのです。今までは尊敬と憧れの対象だった友人が、より生き生きと温かく肉厚な存在として感じられ、一体、彼女に何が起きたのだろうと引き込まれました。それが、AFPのトレーニングに参加した時の写真だと知り、私もAFPのトレーニングを受けてみたいと思ったのがきっかけです。
その後、AFPの体験会から連続クラスに参加し、自分と皆の変化が楽しくて仕様がなく、講師認定養成トレーニングを受け、あぁ、こうやって、皆、あんなに素敵な笑顔になるんだなぁと実感しました。
AFPは「自分らしく開花する」女性のためのトレーニングです。AFPのプラクティスを実践していくことで、私は生きづらさが少しずつ楽になっています。今回の引越しのような人生の困難に遭遇した時、AFPを続けてきたおかげで、母と正直に対話し、二人で力を合わせ、周りの人に助けを求め、乗り越えることが出来ました。
今夏、AFPの講師認定養成トレーニング レベル1が開催されます。今回が、新しくAFP認定講師の資格を日本で取得できる最後の機会になります。そして、日本にAFPを持ち帰ってくださったアムリタ映蓮さんがマスタートレーナーとしてシェアしてくださる講師養成トレーニング レベル1としても最後の機会になります。
アムリタさんのトレーニングは、深く繊細な愛と、変幻自在な女性の魅力、大らかなユーモア、唯一無二の存在感の元で寛げる、安心安全の場です。是非、沢山の方に、この機会を味わって欲しいです。
「3/9（土）20時より、AFP・ジャパン公式Face Bookページでトレーニングの詳細についてライブ配信を開催しますので、どうぞお見逃しなく！」
【今日の一枚】頂いたゲラ刷り原稿、厚くてアツい！読み進めるのが楽しみです。
【＃つづく日々に】のタグをつけて、日常で心ときめいたことを投稿中。日常のよろこびをみんなでシェアしあって、笑顔が増えたら嬉しいです。
今日もおつきあい頂いて、ありがとうございます。
毎日、書く歓びを感じていたい、書き続ける自分を信じていたいと願っています。