もう零時が近いと云うのに 月が低く掛かっている

月蝕の満月は あんなにも早く 南の空にするすると昇ったのに

座ったままで 細くて赤い月が目に入る

時間の流れが変わったかのような

魔法にかけられたかのような

冬の夜の空

毎日、書く歓びを感じていたい、書き続ける自分を信じていたいと願っています。