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おすそわけ日記 235「萌えの境界線」

昨夜、思い切って、スマホの待ち受け画面を変えた。

恋愛ゲームのキャラクターに。


うわー、うわー、めっちゃ、テンション上がる。

今までは、花とか風景だったけど。

私、今、このゲームがすごく好きなんだなぁとしみじみする。


先日、メルカリでそのキャラのクリアファイルを買ったことを書いたが。

あれから毎晩、寝る前に眺めては、生きる力を貰っている。


そうなると、他のキャラグッズも欲しくなるのが、人のさが

でも、私には未来が見えるのです。

買ったグッズの置き場に困り、タンスに仕舞い込む自分の姿が。

すごく欲しいけど、絶対、使わないし、飾らない。


昔話で、ケチな男が貯めた金を家の床下に埋める話を思い出す。

毎晩、畳をはぐっては、瓶いっぱいの金を眺めるのが楽しみと云う。


私は今、その男の気持ちがヒジョーにわかる。

この話は教訓譚でオチがあるのだが、そこ、置いといて。

こっそり一人で、ニマニマ眺めて悦に入る所に、シンパシーを感じるのだ。


部屋に飾るとか、身に着けるとか、そこにはまた違う萌えがある。

部屋には、大好きな美術作家の作品を飾りたいし。

服も靴もバッグも最愛のブランドで固めたい。


私には、萌えの方向性が沢山あるの。

共存するには、それぞれのテリトリーを守らないと。


萌えキャラは、電脳世界の物。

ならば、スマホ周りは彼色に染めよう。

後は、一人夜中に眺めて心が慰められるだけの物量にとどめよう。


それに、ほんのちょっとの逢瀬の方が、ときめかない?

なんて、大人の余裕も醸し出しつつ。


萌えの境界線が、日々、揺らぐのも否めない。

私は、弱い女です。



【今日の一枚】タイトルが前回とちょっと掛けている様な、いない様な。同じ文字数で。

【#つづく日々に】のタグをつけて、日常で心ときめいたことを投稿中。日常のよろこびをみんなでシェアしあって、笑顔が増えたら嬉しいです。

毎日、書く歓びを感じていたい、書き続ける自分を信じていたいと願っています。