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夜があかるくて 君じゃないひとの手を取ってしまう
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俯いて ネイルを塗る 足の先を 銅色に輝やかせる 手を動かす リズムの波紋が 広がり 衝…
心が戻る 終えた愛に 想いが戻る あの夜に
人が一本の 色鉛筆だとしたら ワルツを踊るように
気づかぬ内に 恋をしている 誰も知らない 恋をしている
まだ 空が青さをとどめているうち ビルの合間を縫う 射る様な光の矢
静かに降る 雨の日が好き
「会いたい」が春なら
自分のかおりを増す香水 それを身にまとった瞬間
いってきますと 出かけたひとが ただいまと 帰ってくる
あとすこしで 茜に染まる
母は窓だ 私にとって 母は 世界に開く窓
書くことが生きることだ