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詩集「ひざまずく光」

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子供の頃に願ったのに叶えなかった夢が詩人だったことを思い出し、詩を書くようになりました。「ひざまずく光」と云う題名は、夢で見た、光の一字が膝を折る様にしている姿から命名。愛につい…
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記事一覧

「ひざまずく光」第二十六篇 あかるい夜に

夜があかるくて 君じゃないひとの手を取ってしまう

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「ひざまずく光」第二十五篇 夏のヴェール

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「ひざまずく光」第二十四篇 16:30

俯いて ネイルを塗る 足の先を 銅色に輝やかせる 手を動かす リズムの波紋が 広がり 衝…

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「ひざまずく光」第二十三篇 ほんとう

心が戻る 終えた愛に 想いが戻る あの夜に

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「ひざまずく光」第二十二篇 彩る

人が一本の 色鉛筆だとしたら ワルツを踊るように

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「ひざまずく光」第二十一篇 糸のふるえに

気づかぬ内に 恋をしている 誰も知らない 恋をしている

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「ひざまずく光」第二十篇 茜のまえに

まだ 空が青さをとどめているうち ビルの合間を縫う 射る様な光の矢

「ひざまずく光」第十九篇 雨の日

静かに降る 雨の日が好き

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「ひざまずく光」第十八篇 春が来る。

「会いたい」が春なら

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「ひざまずく光」第十七篇 絶えることなく

自分のかおりを増す香水 それを身にまとった瞬間

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「ひざまずく光」第十六篇 無題

いってきますと 出かけたひとが ただいまと 帰ってくる

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「ひざまずく光」第十五篇 茜の兆し

あとすこしで 茜に染まる

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「ひざまずく光」第十四篇 窓の先に在るもの

母は窓だ 私にとって 母は 世界に開く窓

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「ひざまずく光」第十三篇 無題

書くことが生きることだ