大橋 あかね

「他愛ないけど、愛はある。」日常と偏愛をおすそわけする日記エッセイを書くのが日々の楽し…

大橋 あかね

「他愛ないけど、愛はある。」日常と偏愛をおすそわけする日記エッセイを書くのが日々の楽しみ。詩集『ひざまずく光』と オトボケ母娘の『ナソナとイソ二劇場』マガジンも有り〼。本、美術、オヤツ、お洒落、母、役に立たないことを愛する五十路。

マガジン

  • 日々是おとぼけ「ナソナとイソニ劇場」

    ナソナこと、母、七十七歳。生粋のおとぼけ。イソニこと、私、五十二歳。ボケとツッコミの二刀流。そんな二人が繰り広げる、愛と笑いとちょっぴり心配も詰まった日常を描いたシリーズ。「おすそわけ日記」の中でも、ほのぼのおとぼけ度の高い読み物です。

  • 詩集「ひざまずく光」

    子供の頃に願ったのに叶えなかった夢が詩人だったことを思い出し、詩を書くようになりました。「ひざまずく光」と云う題名は、夢で見た、光の一字が膝を折る様にしている姿から命名。愛について、生き続ける私と世界の日々について、心の侭に綴っています。

記事一覧

観音気功のクラスに参加した後、のんびり湯船に浸かっていたくて、再読本をお風呂に持ちこむ。伊坂幸太郎の単行本『シーソーモンスター』四百頁超え。長い、重い。のぼせる限界まで読んで上がったら、湯疲れして爆睡。

毎日、昼寝の言い訳に事欠きませんな。

大橋 あかね
22時間前
2

「かき氷が食べたい」の一心で近所のチョコ専門店へ。ホワイトチョコレートと苺のかき氷、別添えの練乳の量に驚く。甘過ぎずさっぱりした味で美味しい。食感がシャリでもフワでもない、滑らかな口当たりなのはホワイトチョコのせい?感動するのと練乳かけるのを繰り返し、練乳一滴まで残さず。大満足。

2

桃をご馳走になりました。今年はもう桃と会えないと思っていたのに。まさかの逢瀬。それも、私の大好きな丸かじり仕様。フォークを使わずに手で食べたので、手も口も滴る汁気でいい感じにベタベタ。もう本当に悟空の気分です。ありがとうございます。おかげさまで、満足して夏を終えられます。

2

おすそわけ日記 291「観たいと思うだけで生きる歓びを感じる展示」

先程まで、ダウナーで歯を食いしばって泣いていたのに、すごく気になる展示のチケットを取った…

6

家の下でお囃子が聞こえる。しばあらく経って、向こうから静かにやってきたお神輿。お囃子の後ろでお神輿がおろされて、担ぎ手のみんなが威勢よく声を上げながら、お神輿を担ぐ。

その道中をベランダに出て母と眺めていたら、空に十三夜の月が上る。秋の兆し。

2

しばらく足が遠のいている松濤美術館。渋谷駅から人混みをかいくぐって行く根性がない。渋谷育ちの知恵を総動員し、確か、山手通りに出られたはず。地図で調べたら、美術館から十分強歩いた所に、大坂上のバス停が。家の近くのバス停から一本で行けることがわかり、今年は行くぞーとヤル気出た。

3

待ちに待った小説の入荷連絡、バビュンと本屋へ。

レジでお店の人が「私も予約しました」とにっこり。なんと、同好の士であらせられる!「読むの楽しみですねー」

本の話を出来たのが嬉しくて、外のショーウィンドウに映っている自分を見たら、ものすごくいい笑顔。

読む前から幸せが過ぎる。

3

予約していた海外ミステリを本屋に受取りに行こうとした所、発売日延期の連絡が。

それ、配本日と発売日の取り違えじゃんと肩を落とす、元客注担当書店員な私。

今頃読み耽っていたはずの本の表紙絵が収録されたレメディオス・バロの画集を眺めて、心慰める。

2

空が青いからお昼寝しよう。

母とゆったり話しながらご飯を食べて。布団の中で青空を眺めながら、うとうとと。

夢の中で、家族はもうお母さんしか居ないことに、はっとする。

目が覚めて、亡くなった家族を想って泣きじゃくる私に、母が寄り添ってくれる夜。

2

銀行に行き、母の代理人予約手続きで「この場合はどうなりますか?」とシミュレーションして質問し続け、一時間半経過。集中力が切れて意識が遠のく。やらねばをこなし続けた一週間、トドメに母がアマプラで時代劇の後編が見られないとこぼすのまでサポートし、明日こそ絶対に何もやらないと心に誓う。

2

9/9は重陽の節句ですが、漫画『ババンババンバンバンパイア』の主人公、銭湯で三助をしてる吸血鬼の蘭ちゃん(と長可にいさん)のお誕生日でもあります。Xで公式がプレゼント企画をしてるし、hontoで秋田書店の電子コミックスが40%off。BL(ブラッディラブコメ)、今日が沼り時です。

2

この夏、ルメートルを貪るように読み、チェイサー代わりにカフカを合間に挟む。どちらも濃すぎて、ジンとテキーラを交互に頼む酒の呑み方のよう。カサック、エリン、ダールと再読の波が来て『西遊妖猿伝』へ。マルケスの短編ファンだが『百年の孤独』は途中離脱した過去を覆せるのか。

1

憧れのバスクサンド様。ここのお菓子は、ここぞという時の贈り物用で、自分用には買ったことがない。今の所、贈った友人達に好評を博しているので、私のオイシイ直感は鈍っていないらしい。

そして今日、心の疲れが限界を超え、スッピンでお菓子屋へ駆け込む。自分のために、やっと買えた。癒し。

3

病院をハシゴして、待ち時間に主治医の本を読む。

ハラヘリ〜でインドカレー屋へ。サーグパニールのほうれん草が、ペーストじゃなくて野菜の原型を留めているの、初めて。美味しい。

そう言えば、一人で外食なんて、いつ以来だろう。交際費削ってきたせいで、自分とも交際してなかったんだな。

大橋 あかね
2週間前
2

おすそわけ日記 290「寝る前に聞いてはいけない 母さんの昔噺」

寝る前に母が昔噺を語り出した。 「昔々、あるところにお婆さんがいました」 お婆さんオンリ…

大橋 あかね
2週間前
9

おすそわけ日記 289「自力ホンガーン!他力ホンガーン!」

今日は頑張った。本当に頑張った。 物や人を見つけるのが最高に苦手な私にとって、スーパーで…

大橋 あかね
2週間前
10

観音気功のクラスに参加した後、のんびり湯船に浸かっていたくて、再読本をお風呂に持ちこむ。伊坂幸太郎の単行本『シーソーモンスター』四百頁超え。長い、重い。のぼせる限界まで読んで上がったら、湯疲れして爆睡。

毎日、昼寝の言い訳に事欠きませんな。

大橋 あかね
22時間前
2

「かき氷が食べたい」の一心で近所のチョコ専門店へ。ホワイトチョコレートと苺のかき氷、別添えの練乳の量に驚く。甘過ぎずさっぱりした味で美味しい。食感がシャリでもフワでもない、滑らかな口当たりなのはホワイトチョコのせい?感動するのと練乳かけるのを繰り返し、練乳一滴まで残さず。大満足。

2

桃をご馳走になりました。今年はもう桃と会えないと思っていたのに。まさかの逢瀬。それも、私の大好きな丸かじり仕様。フォークを使わずに手で食べたので、手も口も滴る汁気でいい感じにベタベタ。もう本当に悟空の気分です。ありがとうございます。おかげさまで、満足して夏を終えられます。

2

おすそわけ日記 291「観たいと思うだけで生きる歓びを感じる展示」

先程まで、ダウナーで歯を食いしばって泣いていたのに、すごく気になる展示のチケットを取った…

6

家の下でお囃子が聞こえる。しばあらく経って、向こうから静かにやってきたお神輿。お囃子の後ろでお神輿がおろされて、担ぎ手のみんなが威勢よく声を上げながら、お神輿を担ぐ。

その道中をベランダに出て母と眺めていたら、空に十三夜の月が上る。秋の兆し。

2

しばらく足が遠のいている松濤美術館。渋谷駅から人混みをかいくぐって行く根性がない。渋谷育ちの知恵を総動員し、確か、山手通りに出られたはず。地図で調べたら、美術館から十分強歩いた所に、大坂上のバス停が。家の近くのバス停から一本で行けることがわかり、今年は行くぞーとヤル気出た。

3

待ちに待った小説の入荷連絡、バビュンと本屋へ。

レジでお店の人が「私も予約しました」とにっこり。なんと、同好の士であらせられる!「読むの楽しみですねー」

本の話を出来たのが嬉しくて、外のショーウィンドウに映っている自分を見たら、ものすごくいい笑顔。

読む前から幸せが過ぎる。

3

予約していた海外ミステリを本屋に受取りに行こうとした所、発売日延期の連絡が。

それ、配本日と発売日の取り違えじゃんと肩を落とす、元客注担当書店員な私。

今頃読み耽っていたはずの本の表紙絵が収録されたレメディオス・バロの画集を眺めて、心慰める。

2

空が青いからお昼寝しよう。

母とゆったり話しながらご飯を食べて。布団の中で青空を眺めながら、うとうとと。

夢の中で、家族はもうお母さんしか居ないことに、はっとする。

目が覚めて、亡くなった家族を想って泣きじゃくる私に、母が寄り添ってくれる夜。

2

銀行に行き、母の代理人予約手続きで「この場合はどうなりますか?」とシミュレーションして質問し続け、一時間半経過。集中力が切れて意識が遠のく。やらねばをこなし続けた一週間、トドメに母がアマプラで時代劇の後編が見られないとこぼすのまでサポートし、明日こそ絶対に何もやらないと心に誓う。

2

9/9は重陽の節句ですが、漫画『ババンババンバンバンパイア』の主人公、銭湯で三助をしてる吸血鬼の蘭ちゃん(と長可にいさん)のお誕生日でもあります。Xで公式がプレゼント企画をしてるし、hontoで秋田書店の電子コミックスが40%off。BL(ブラッディラブコメ)、今日が沼り時です。

2

この夏、ルメートルを貪るように読み、チェイサー代わりにカフカを合間に挟む。どちらも濃すぎて、ジンとテキーラを交互に頼む酒の呑み方のよう。カサック、エリン、ダールと再読の波が来て『西遊妖猿伝』へ。マルケスの短編ファンだが『百年の孤独』は途中離脱した過去を覆せるのか。

1

憧れのバスクサンド様。ここのお菓子は、ここぞという時の贈り物用で、自分用には買ったことがない。今の所、贈った友人達に好評を博しているので、私のオイシイ直感は鈍っていないらしい。

そして今日、心の疲れが限界を超え、スッピンでお菓子屋へ駆け込む。自分のために、やっと買えた。癒し。

3

病院をハシゴして、待ち時間に主治医の本を読む。

ハラヘリ〜でインドカレー屋へ。サーグパニールのほうれん草が、ペーストじゃなくて野菜の原型を留めているの、初めて。美味しい。

そう言えば、一人で外食なんて、いつ以来だろう。交際費削ってきたせいで、自分とも交際してなかったんだな。

大橋 あかね
2週間前
2

おすそわけ日記 290「寝る前に聞いてはいけない 母さんの昔噺」

寝る前に母が昔噺を語り出した。 「昔々、あるところにお婆さんがいました」 お婆さんオンリ…

大橋 あかね
2週間前
9

おすそわけ日記 289「自力ホンガーン!他力ホンガーン!」

今日は頑張った。本当に頑張った。 物や人を見つけるのが最高に苦手な私にとって、スーパーで…

大橋 あかね
2週間前
10