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九品仏浄真寺のおめんかぶり
三十年近く愛用していたカップアンドソーサーが割れた。毎日一緒に過ごしてくれた器。これが割れたらどうしようと想像する度、代わりはないと頭を振って考えないようにしてきた。喪失感で何も手につかない。泣きじゃくる私に「黄色い器さんの代わりね」と、黄色い服を着た母が、頭を撫でてくれた。
スーパーにて。バラが5本で390円。素晴らしい!
オールドローズを手にした母に「こっち!」と指さす。「ピンクがいいの?」ブンブンと首を横に振る。「イングリッシュローズがいいんだね」力強く肯く。
カップ咲きが好き。八重八重してる感じが、とても良いのよ。
新潮文庫『決定版カフカ短編集』購入。装丁が美しい。引越しでカフカは手放したが、未読の短編が気になる。目次を見ても、どれを読んだか思い出せない。定本が『決定版カフカ全集』とのこと。あ、途中まで買った全集だ。勿論、何巻まで買ったかは覚えていない。もう、全部未読ってことにして楽しもう。
眠る前の読書として、伊坂幸太郎作品を読み返している。『777』『チルドレン』など。先が気になって眠れないと云うことにならないよう、再読本を選んでいるのだけれど。結局、面白くて、翌朝起きてからも読み耽っちゃうんだよね。本読むだけで一日が終わる毎日、子供の頃となんら変わっていない。
昨夜、母の「ふご!」と云うイビキに驚いて、布団の中でビクッと反応した自分に笑ってしまった。
そんな私は、イビキが煩くて、元夫に口にセロテープ貼られたことがある。苦しくて起きたよ、全く。
イビキが許せるかどうかって、愛のバロメーターだと思うんだ。
身体の為にパセリを勧められ、早速、購入。そもそも、パセリをスーパーで見かけたことがなく、おー、こんなに茎が長いのか!と驚く。生のままかじったら、ハーブな味と香りが強く、再び仰天。ネットで見つけたパセリのふりかけを作る。苦味が蕗レベルになって、美味しい。私の知らない世界。
母が仕事の試験に受かったお祝いに、今日の夕飯は「肉じゃ、肉じゃー!」とスーパーへ。私は野菜やご飯を食卓に並べてから最後に肉を焼いて、熱々の所をかぶりつきたい派。さぁ、準備万端、ステーキ肉を焼くぞーと云うタイミングで、母が「私、冷やし中華でもいいでしょうか」え!?え!?
母、仕事の試験へ。試験時間に合わせて応援の念を送るべく、手書きで想いを綴る。書きながら、私がお風呂に入っている間、一所懸命、一人で練習をしていた母の声を思い出し、涙が出て来る。夕方、母から「合格しました」と電話が入り、胸を撫で下ろす。本当にお疲れ様。今からスタート、がんばって。
「少女の横顔を描きました」
ではなくて、夕飯のアスパラ醤油バター炒めが載っていた皿に残った痕。
こう云う、日常のハッとする発見に、心ときめく。
母が仕事の自主練に出かける姿を見送り「母さん、偉いぞ、ファイッオー!」私も生産的な一日を過ごそうと、大根餅を作る。居間に座りこみ、大根二分の一本をおろす。スマホでアニメを流し、番組が終わる頃に丁度すり終わるだろうと思っていたが、甘かった。大根より私のやる気がすり下ろされている。
着付けのおさらいに友人が来訪。相変わらず美しい着こなし。積もる話の落ち着く先は恋愛ネタ。「絶対、貢がない」友人と母、断言。素晴らしい。友人からはいつも素敵な頂き物をしていて、今日は三越限定のライオンゼリー。心に懸けて頂いて本当に有難い。そんな私は「皆、私に貢げ」と念ずる人間。
ジョルノお誕生日おめでとう!この為に、ピンクのインクを買ったのです!別人過ぎるけど、笑顔の君が見たかった!
暖かくなって、無性にソフトが食べたい。検索でみつけた、ガチ乳製品な店へ母と向かう。入り口から牛アピールが強い。ソフト美味し過ぎて「乳味(ちちみ)がスゴい!」と叫んでしまった。いつものスーパーから少し歩いただけで、いろんなお店があるねと母、大興奮。少しずつ、二人で世界を広げている。
昼寝で夢に見る程『ババンババンバンバンパイア』が好き過ぎる。付録目当てに漫画誌を買ってしまった。紙のザラザラした感触、久しぶり。表紙と付録だけで気持ち高まり過ぎて、肝心の本編を読んでいない。普段、無駄遣い推奨派なのに、大好きな作品読む時だけ、勿体ないお化けが現れるんだよなー。
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九品仏浄真寺のおめんかぶり
三十年近く愛用していたカップアンドソーサーが割れた。毎日一緒に過ごしてくれた器。これが割れたらどうしようと想像する度、代わりはないと頭を振って考えないようにしてきた。喪失感で何も手につかない。泣きじゃくる私に「黄色い器さんの代わりね」と、黄色い服を着た母が、頭を撫でてくれた。
スーパーにて。バラが5本で390円。素晴らしい!
オールドローズを手にした母に「こっち!」と指さす。「ピンクがいいの?」ブンブンと首を横に振る。「イングリッシュローズがいいんだね」力強く肯く。
カップ咲きが好き。八重八重してる感じが、とても良いのよ。
新潮文庫『決定版カフカ短編集』購入。装丁が美しい。引越しでカフカは手放したが、未読の短編が気になる。目次を見ても、どれを読んだか思い出せない。定本が『決定版カフカ全集』とのこと。あ、途中まで買った全集だ。勿論、何巻まで買ったかは覚えていない。もう、全部未読ってことにして楽しもう。
眠る前の読書として、伊坂幸太郎作品を読み返している。『777』『チルドレン』など。先が気になって眠れないと云うことにならないよう、再読本を選んでいるのだけれど。結局、面白くて、翌朝起きてからも読み耽っちゃうんだよね。本読むだけで一日が終わる毎日、子供の頃となんら変わっていない。
昨夜、母の「ふご!」と云うイビキに驚いて、布団の中でビクッと反応した自分に笑ってしまった。
そんな私は、イビキが煩くて、元夫に口にセロテープ貼られたことがある。苦しくて起きたよ、全く。
イビキが許せるかどうかって、愛のバロメーターだと思うんだ。
身体の為にパセリを勧められ、早速、購入。そもそも、パセリをスーパーで見かけたことがなく、おー、こんなに茎が長いのか!と驚く。生のままかじったら、ハーブな味と香りが強く、再び仰天。ネットで見つけたパセリのふりかけを作る。苦味が蕗レベルになって、美味しい。私の知らない世界。
母が仕事の試験に受かったお祝いに、今日の夕飯は「肉じゃ、肉じゃー!」とスーパーへ。私は野菜やご飯を食卓に並べてから最後に肉を焼いて、熱々の所をかぶりつきたい派。さぁ、準備万端、ステーキ肉を焼くぞーと云うタイミングで、母が「私、冷やし中華でもいいでしょうか」え!?え!?
母、仕事の試験へ。試験時間に合わせて応援の念を送るべく、手書きで想いを綴る。書きながら、私がお風呂に入っている間、一所懸命、一人で練習をしていた母の声を思い出し、涙が出て来る。夕方、母から「合格しました」と電話が入り、胸を撫で下ろす。本当にお疲れ様。今からスタート、がんばって。
「少女の横顔を描きました」
ではなくて、夕飯のアスパラ醤油バター炒めが載っていた皿に残った痕。
こう云う、日常のハッとする発見に、心ときめく。
母が仕事の自主練に出かける姿を見送り「母さん、偉いぞ、ファイッオー!」私も生産的な一日を過ごそうと、大根餅を作る。居間に座りこみ、大根二分の一本をおろす。スマホでアニメを流し、番組が終わる頃に丁度すり終わるだろうと思っていたが、甘かった。大根より私のやる気がすり下ろされている。
着付けのおさらいに友人が来訪。相変わらず美しい着こなし。積もる話の落ち着く先は恋愛ネタ。「絶対、貢がない」友人と母、断言。素晴らしい。友人からはいつも素敵な頂き物をしていて、今日は三越限定のライオンゼリー。心に懸けて頂いて本当に有難い。そんな私は「皆、私に貢げ」と念ずる人間。
ジョルノお誕生日おめでとう!この為に、ピンクのインクを買ったのです!別人過ぎるけど、笑顔の君が見たかった!
暖かくなって、無性にソフトが食べたい。検索でみつけた、ガチ乳製品な店へ母と向かう。入り口から牛アピールが強い。ソフト美味し過ぎて「乳味(ちちみ)がスゴい!」と叫んでしまった。いつものスーパーから少し歩いただけで、いろんなお店があるねと母、大興奮。少しずつ、二人で世界を広げている。
昼寝で夢に見る程『ババンババンバンバンパイア』が好き過ぎる。付録目当てに漫画誌を買ってしまった。紙のザラザラした感触、久しぶり。表紙と付録だけで気持ち高まり過ぎて、肝心の本編を読んでいない。普段、無駄遣い推奨派なのに、大好きな作品読む時だけ、勿体ないお化けが現れるんだよなー。