『クルエラ』と1月観た映画 1月31日

フリオチという概念を知ってから空気は読めるようになったが、生き辛くなったなとは思う。



1月終わるらしいですが、ソースはありません。デマの可能性があります。



舌先にできた口内炎が痛いです。
気軽にバスケと呼んでください。

ななまがりの敗者復活のネタずっと観てたい。



なりたくない大人になっていってる気がするが、意外と身を投じてしまえば分からないもんなんだと。



背中でポーカーしないで〜!!!


『クルエラ』観た!!!!!!!
あまりにも最高!!!
ストーリーのツッコミどころはめちゃくちゃあるんだけど、演出がドンピシャすぎてそんなことどうでも良くなる!!!凄い良かった!!!!!!

『哀れなるものたち』からの流れ
エマ・ストーン見たさで観た映画だったけど、思い返してみれば小さい頃無限に繰り返し観てた映画の1つが『101匹わんちゃん』だった。ラストまで見て、「そういえばアニータとクルエラなんか知り合いだったっけな」って思い出した。そういえばそんなんあったなって。
当時101匹わんちゃんを観てた時からクルエラはなんか目を引く悪役だったのを覚えてる。好きだったとかじゃないんだけど。目的がダルメシアンの皮でコートを作りたい、っていうのが斬新すぎて衝撃だった。今でもそんなに悪役いないよな。だから、そんな印象的だったクルエラをエマ・ストーンが演じるというからずっと前から気になっていたんだけど、映画のジャンルがイマイチよく分からないというのと、絶妙な本編時間のせいで観るのを避けてた。哀れなるものたちを見たおかげでみれたよ。

エマ・ストーンは『アメイジング・スパイダーマン』からずっと好きなんだけど、今作のエマ・ストーンがベストエマ・ストーンかもしれない。色んなエマ・ストーンが見れるからっていうのもそうなんだけど、顔が異常なくらいに小さく見える。ずっと今まで、アメスパのエマ・ストーンを超えることは無理だろうと思ってたんだけど、今作のはちょっとやばかったな。っていうか、『哀れなるものたち』のエマ・ストーンとも全く違う。演技が違うのは当然の話なんだけど、明らかに同一人物であるのに同一人物に見えないというか、単に作品とキャラクターが違うからとだけじゃ説明がつかないような違いを感じた。

演出がとにかく良かった。
音楽の使い方とか、時間経過とか、カメラワークに至るまで全てがドンピシャだった。僕の好みの演出すぎた。
幼少期のシーン、最初の15分くらいで完全に心掴まれてたんだけど、幼少期から時間経過してエマ・ストーンのクルエラになる瞬間がヤバかったな。あそこからのめり込んでた。あと、基本ナレーションベースで進んでいくのもカッコイイ。お洒落なセリフも多かったし、カッコ良さが前面に出てた。全編通して大好き。

その上、ストーリー展開もしっかり衝撃的。起承転結にはしっかり沿っていながら、ふとした瞬間にえ?ってなる出来事がしっかり起きる。ぶっちゃけ、ストーリーの衝撃度を上げるために整合性が取れてないような展開もあるんだけど、そんなに気にならない。あ、でもクルエラの実の母親の件はそうなっちゃうのかぁ…って思ったけど。

バロネスはなんか、愛せないキャラクターだったね。一切の同情の余地も無い敵役で、「なんでそんなに慕われてるの?」って思ってしまう。デザイナーとして培ったカリスマ性だろうけど、余裕で無に帰せるだろうと思う。クルエラのセンスが衝撃的過ぎるからだとは思うけど、バロネスにそこまでのセンスを感じられなかった。その上、部下の才能を搾取してたし、あの人本来のセンスが見えるシーンって全然無くない?まぁいいんだけど。本当に嫌なキャラクターとして終始描かれていたから、もう少し痛い目をみても良かったんじゃないかと思う。殺さないという選択をしたなら、もう少し辱めを受けても良いと思う。育ての母殺されたんだぞ。いや、ホント、殺人犯だぞアイツ。余罪でも裁かれてくれよ。

映画全編を通して、エマ・ストーンが可愛いのは観る前から分かってたことなんだけど、思ってた以上に犬が可愛かったな。バディも好きだけどウインクがとにかく可愛い。眼帯付けてるのがめっちゃ可愛い。しかも、嘘みたいにめちゃくちゃ活躍してた。一度に留まらず何度も活躍してた。かわいい。

全編通して最高に楽しめたんだけど、どうしても気になる点があって、ここから101匹わんちゃんのクルエラに繋がる感じがどうしてもしないんだよね。バディと一緒に生活をしていて、ウインクのことも可愛がっていて、ロジャーとアニータにダルメシアンの子供を渡すくらい犬をしっかり育ててるクルエラが、動物の毛皮コートを作りたいと思わない気がする。あまりにもクルエラがダークヒーローとして魅力を持ちすぎてしまったというのもある。セーブ・ザ・キャット的な思考で犬を大切に思っているという点で主人公を好きになれるようにしたのかもしれないが、前日譚ということを考えると逆効果。あのクルエラになるにはもうワンエピソード必要になっちゃうかなと思った。

憧れた世界でスターダムにのし上がっていく描写がとても魅力的で前半部分から楽しめたのに、後半から更に復讐譚に変貌していく様が本当に面白かった。共感もしつつ、ハチャメチャな稲垣理一郎的ストーリーの復讐方法で驚いて、その上演出もドンピシャで、観てよかった。こんだけの文字数にもなるわ。まだ見返したいと思える映画でした。


これで、今月の映画はラストです。
1月観た映画は17本。
うーん、もう少し観れるなぁ。
でも、2日に1本のペースは保てたね。
もう少し増やして行きたいです。

・STARWARS エピソード4/新たなる希望
・ミュータント・タートルズ:ミュータント・パニック!
・アクアマン
・ジャスティス・リーグ
・aftersun/アフターサン
・アクアマン/失われた王国(劇場)
・カンフーハッスル
・パーム・スプリングス
・エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス
・ゴールデンカムイ(劇場)
・グランツーリスモ
・リバー、流れないでよ
・ブレット・トレイン
・千年女優(劇場)
・哀れなるものたち(劇場)
・パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち
・クルエラ


今月観た中でのベストは
『パーム・スプリングス』です。
ですが、ちょっと分かんない。
今はクルエラ観た直後で、ここまでの熱量で感想書いた直後だから、ここでクルエラ選ぶと補正がかかりすぎてるなと思ってあえて選びませんでした。
なので、2週間後くらいに改めて答えを出したいと思います。多分クルエラになると思う。

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