今度こそ自己紹介

前回、自己紹介と書いておきながら
ほぼnoteを始めた動機だったな、と思い改めまして自己紹介です。

・Akane（29歳, 女性）
・2021年3月に博士後期課程終了
・2021年4月より助教着任, 現在大学教員2年目
・研究分野はどっちかっていうと文系。ジェンダーもかじってる分野
・留学経験等なし
・現在はやめの産休中

キャリアについて

学部→修士→博士とストレートに進学し、
運よく博士修了と同時に就職できました。
と言えば聞こえはいいですが、本当にアカデミックへの就活って大変なんですね…。
JREC-INは博士1年目からこまめにチェックし、
コツコツと公募を出していましたが、結果として全滅。
1度も面接にすら呼ばれませんでした。笑
今の職場は知り合いの知り合いの先生からの紹介でした。
こうやって決まるから、公募ってほぼ公募じゃないのでは…と疑心暗鬼でしたが、
夫は初任校も現在の職場も公募で決めているので、
本当によくわからない世界ですね。

私の現在の職場は、一般教養の教員としての採用なので
受けるのを実は少し悩みましたし、
今でも色々とモヤモヤと考える毎日です。
元々、自分の専門分野を授業で教えたり、
ゼミを持って研究というツールを使って学生を育てたい！というのが
大学教員を目指した1つの理由でもありました。
一般教養科目の教員になるくらいだったら、ポスドクとかで繋いで
専門分野での教員を目指そうか…とも考えたのですが、
学部からずっと同じ大学にいて、その後ポスドクとして居座って…て
側から見たら世間知らず感半端ないな、と思いやめました。笑
大学教員ははじめの1校目が大変で、その後はスルっと行くよ〜
なんて話もしばしば聞いたことがありましたし。

そして思い切ってお受けして、昨年度1年過ごしてみて。
やっぱり思うことは色々とありました。
お給料もちゃんともらえて、比較的ブラックではなく
学生のレベルも低くはない大学で
研究活動にも時間を割けて、という恵まれた環境なのに、
同期が多少Fランと呼ばれる大学で、でも
専門を活かして授業したり、ゼミ持ったり
社会貢献活動している姿を見ると、いいな〜と思っちゃうし。

幸いにも、私は学外で専門を活かした活動ができているので、
なんとかやりがいはそちらで補填しつつ。
授業で専門分野を入れ込みつつでなんとか自分を納得させながらやっています。
そして、全然ずっと今の職場にいるつもりもないので、
いつか専門分野を教える教員になれるように！ということをモチベーションに、
業績積み上げておこうと思っております。

ライフイベントについて

そして仕事以外のことについては、
博士修了後の昨年結婚しまして、
こちらも運よく割と思い描いていたタイミングで妊娠し、
夏頃出産予定です。
運よく、と言いましたが妊活は計画的に結構頑張りました。笑
妊活や思い通りに行かなかった妊娠生活については今後おいおい書いていきます。

夫は大学学部時代からの同級生で、
現在は他の大学で教員をしており、結婚当初から別居婚です。
大学教員同士の夫婦あるあるだと思っていたのですが、
案外先例が周囲にもネット上にも見当たらず、
今のところロールモデルがいません。笑

私はもちろん研究も教育も好きですが、
子どもを持ちたい！という願望が昔から強く、
キャリアを優先してライフイベントを先延ばしにすることは
あまり考えていませんでした。
タイミングがあれば早めに結婚、出産して、
両立しながら頑張っていきたいな、という感じで。
就職のタイミングで、長く付き合っていた今の夫の存在もありましたし、
今後結婚のきっかけってないのでは？笑  と思い結婚に踏み切りました。
大学教員として早いのかな、とも思いますが
世間一般では決して早い方ではなく、
妊娠のことを考えても身体的には早すぎることもなくと
そういった面でも、女性大学教員のキャリアと人生設計の難しさがありますよね。

長くなりましたが、ざっくりと私の自己紹介と現状でした。
仕事も私生活も、それぞれについて
今後思ったことなんかも含めながら書いていきたいと思います。