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プロダクトを良くしたければフラれる覚悟を持て

若者のデート離れが話題です。こちらの記事ではその本質的な理由を、人の感情に対する恐怖心と説いてます。「変なこと言って空気を乱したらどうしよう」「ズレた提案をして後で自分のせいにされたらどうしよう」そんな恐怖心から失敗すると思い込み、最初からデートしないという選択を取ると。

この傾向は恋愛のシーンのみならず、プロダクト開発においても起こっているのではないでしょうか。


ユーザーヒアリングが怖い世代

普段ものすごく評価される仕事ぶりなのに、妙にユーザーヒアリングを避けるタイプの人を見かけたことがあります。それはおそらく、自分の提案に良い反応をもらえなかった時、すなわちフラれることを恐れているから、またはそもそもユーザーに興味がないからでしょう。

先ほどの記事中でも列挙されていた「恋愛・結婚に興味がない人の増加」「ひとり時間の充実」という要素からわかるように、矢印がユーザーでなく自分に向いている人が多いのだと思います。

根本にある欲求はユーザーの体験を良くすることでなく、自分が傷付かずに会社から評価されることなのかもしれません。


責任を持つのが怖い世代

傷つくこと、責任を持つことを嫌がる人も多いです。みんなで相談して、みんなで決めたことにする。その結果、長期間かけて薄いアウトプットをすることになります。


僕は嫌だ!!!!!

欅坂ばりの、「僕は嫌だ!!!」が心の中で炸裂しています。だって、自己満のプロダクト開発なら、個人開発すればいいじゃない。


間違った選択をしたら、どうなるのか?

失敗を恐れる人は、間違った選択をした後の未来に怯えすぎなように思います。あらゆる選択肢とリスクを考慮した上で、それが思うように進まなかったのなら正直にすみませんと謝れば良いだけです。誠心誠意向き合った結果に対して激詰めしてくる人がいるのなら、それは環境の方がおかしいです。


何なら、私も怖い

何なら、私も若者のデート離れに代表されるような側面を持っています。ユーザーヒアリングのお誘いを断られたら凹むし、自分の判断が誤っていたらどうしようと怯えることもあります。


でも、私たちは会社のビジョンを実現するため集まっている

スタートアップという環境下で、同じビジョンを実現するために集まった人間として、できることは全部やり尽くさないといけないと思うのです。


覚悟を持て

うまくいくプロダクトには必ず狂気的に覚悟を持ったオーナーがいる。どんなチャンスに恵まれていても、本人に覚悟がなければ絶対にうまくいかないのです。

フラれ続ける覚悟を持って、ユーザーに向き合い続けるのみです。


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