クリエイターとして、やるべきではなかったこと5選
こんにちは。株式会社ダイニーのデザイナー、あかねです。モバイルオーダーを作るスタートアップに所属しつつ、個人事業主としてウエディングのペーパーアイテム(席次表やウェルカムボード)をプロデュースしています。
今回は、後者のクリエイター業の中でやるべきじゃなかったな〜ということについてお話したいと思います。恥ずかしさ満載だけど誰かの役に立ちますように...(合掌)
さて、先に回答をお話しちゃいますが、私的やっちゃいけないリストは以下の5点です。
#1 トレンドにすぐ飛びつく
多くの人が取り組んでいるのに、わざわざ私がやる必要があるのか?
ウエディングの世界はトレンドの移り変わりが非常に激しいです。一方で「花嫁DIY」という言葉もあるように、トレンドは花嫁さん自身でチャレンジできるような簡単な工作が多いのも特徴です。
そう、クリエイターではない花嫁さんでも作れるものを、私が作る必要があるのか?という話な訳です..........冷静に考えればわかることなのですが、当時の私はとにかく必死で花嫁さんにリーチしたい!と思っていたので、出来そうなことは片っ端からやろうとしていました。(反省)
また、安易にトレンドを取り入れた作品作りばかりしていると、こだわりがないクリエイターにも見えてしまいます。
#2 幅広い顧客にリーチしたがる
私の世界観に共感してくれた人だけが制作依頼をしてくださる
誰かしら気に入ってくれそう、は誰にも刺さらない
できるだけ幅広い顧客に選んでもらいたいと思うのは、作り手の多くが考えるところだと思います。一方で、「誰かしら気に入ってくれるだろう」と思って作ったものは絶対誰にも刺さりません。(これは本当)
顧客が作り手に期待しているのは、その人のセンスをバチバチに感じる作品であり、世界観です。そこがブレブレだと期待してもらえなくなります。
#3 環境を言い訳にする
クリエイター1、2年目の頃は、Instagramで他のクリエイターさんの作品を見て劣等感に苛まれることが多々ありました。そんな時どうしたかというと、クリエイターさんのバックグラウンドを探り(大学とかデザイナー歴とか)、「あ〜、この人はデザイナー歴◯年だもん、私が勝てる訳ないや」と言い訳すること.......🥶(書きながら恥ずかしくて死にそう)
これは本当に意味ないのでやめましょう.......
#4 安値をつける
安値をつけることは価値創造の放棄
商品の価値は、「商品の価格」と「お客様が感じる喜び」の差分です。
値下げをすれば、一番手っ取り早く価値創造ができる訳ですが、それによる弊害があまりにも多すぎます。
・顧客が値下げに慣れてしまう
・価格の部分しか見てもらえなくなる
・価格以外の価値を磨く癖が無くなる
クリエイターとして安値で制作をおこなうことはマイナスしかありません。高い価格をつけてもそれ以上に満足していただける価値創造に全振りしていきましょう!価格についてのお話は、こちらの本がおすすめです。
#5 競合と足並みを揃えて安心する
観察すべきは競合ではなく、お客様
これも本当に反省していることなのですが、自分自身が競合クリエイターさんと比較して劣っていないかばかり気になり、大事な花嫁さんの調査が疎かになっている薄い時期がありました。競合が取り扱っている商品は自分のショップでも展開した方がいいかなとか、主語が他者であることが多かったです。(#1の「トレンドに飛びつく」と似た部分がありますね)
主語は「私」である必要があり、観察すべきは「お客様」であることを、しっかり肝に命じました。
いかがでしたか...?人間味溢れる恥ずかしい記事となりました🤯読んでくださった誰かの後押しができれば嬉しいです!
(今回のコンテンツはランニングをしながら思いついたものです。思考整理にランニングはおすすめ🏃♂️)
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