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第27回 話聞きに尾道行きます【村づくり#4】


【2020年10月25日電話】
(介助のえりさんが通訳&ヘルパー河原さんも)

陽)「この間仕事で熊本県に行って…
   ご当地の美味しいもん食べたかったから
   レトロな街歩いてお店探ししててん。   
   僕実はひとりでご飯食べたことなくて、
   でも旅先やから絶対コンビニは嫌やって。
   居酒屋とかいっぱいあるとこで、
   めっちゃウロウロしたんやけど結局
   ひとりでご飯食べられへんかった。
   村ちゃん1人でご飯ってないでしょ?」

村)「1人で食える時は食うてたよ。
   北海道に1人で旅行で行ったこともあるし」

陽)「そうなんや。。
   さみしくない?」

村)「お腹空いてる方が勝ってる」

陽)「それやったらコンビニで
   買ったりしたらええやん。
   僕新幹線とかやったら全然
   1人でも大丈夫やし」

村)「俺は新幹線の方が恥ずかしい。
   誰が座ってくるかわからへんし」

陽)「え〜わからんわからん。
   何?指定席じゃないの?」

村)「自由席。席が選べへん。
   でもお店やったらこっちが席選べる」

陽)「お店のどの席がいいの?」

村)「トイレの近く」

陽)「え!カウンターとかテーブルとか
   そういう感じで聞いてたんやけどな」

村)「歩きにくいし、トイレに行く時気使う」

陽)「11月12月は時間があるから
   1人で尾道に行こうと思ってんねん。
   ちょっと1人飯の克服かねて、
   村の話を聞きに行く。
   村ちゃんは生まれ故郷やけど
   全然行ってないんでしょ?」

村)「きっと島の人は優しいよ。
   30年前に行った。
   その時は車で1人で帰った。
   今は多分都会になった」

陽)「村づくりできそうな
   広大な土地ありそう?」

村)「それはわからんけど、
   今流行ってるやんか、
   山とか買ってキャンプしたり」

陽)「やってますね、ヒロシとかね。
   とりあえず役所の人に話
   聞きにいくから、その時はzoomとか
   繋ぎましょか。
   資料を作って持っていかなあかんけど
   改めて、どんなイメージ?」

村)「泊まる場所は
   空き家とか廃校とかを改装して作る」

陽)「自給自足をする村ってことは、
   そこに住む人がいるってことやんね?」

村)「それは土地から建物まで
   買いあげるんやったら、
   そういう人が必要やと思う」

陽)「ただ宿泊施設を作っただけなら
   村っていうのかな?」

村)「そこは尾道市と話することで、
   どういう位置になっていくか
   決まっていくやろ」

陽)「それってやりたいことなのかな?」

村)「こっちがイメージしてることを
   まずはわかってもらうことが先で、
   今陽平くんが言ったように
   どういう条件が揃ったら村になるか、
   そっから聞かないとね。
   今は僕のやりたいことで動こうとしてるから、
   例えば人口が1万人くらいおらなあかん
   言われたらそこまでや。
   簡単に言うと、どういう条件があったら
   村になんのかそこからきいていかないと」

陽)「今僕らのやろうとしてることを『村づくり』
   というタイトルにしてるけど、
   僕は村を作りたいとは思っていなくて。
   そもそもは村ちゃんの
   「弱者の人が気持ちよく住める場所」
   を作りたいって言い出したことから
   始まったから、

   『村』という形に無理にはめずに
   ただ弱者の人が継続的に暮らせる
   居心地のいい場所にしたいと思ってる。
   だから宿泊施設とは違うのかなと。
   それが村というのか、
   新しい名前がつくのかはわからないけど。
   そこはどうでもよくて。
   まずは改めてどういうことしたい
   っていうのを話して、
   それに合う役所と場所を探す方が
   いいのかなと僕は思いますけど
」   

村)「そうか」

陽)「僕はまず村ちゃんには
   住んで欲しいと思ってる。
   村ちゃんが住みたい場所をつくる
   プロジェクト
なんじゃないかなこれって」

村)「俺が住めるとこやったら簡単や。
   陽平くんが言うたことの意味を
   履き違えてなかったら、簡単やんか
   田舎で…」

河)「たぶん間違えてるわ。笑
   場所違いしてるよ村ちゃん。
   ベッド置けるとことか、
   そういう話じゃないよ」

陽)「そうね。
   この村は『住める』じゃなくて
   『住みたい』じゃないかな。
   村ちゃんってまず、
   ヘルパーさんがいないと
   生きていけないでしょ?
   じゃあ単純にヘルパーさんが近くに
   住んでくれたらいいかっていうと、
   そうじゃない。
   村ちゃんはヘルパーさんもそこで
   幸せに楽しく生活して欲しいでしょ?

   そうなるとヘルパーさんだけじゃなく
   友達も呼びたいやろうし、
   共感する弱者の人も住んで欲しい。
   これは何億円かかるか知らんけど、
   理想を語ることからスタート
   するんやと思うねん

え)「自分がアレルギー持ってて
   空気がええとこで住みたいって
   話とかもしてたもんね。
   改めて陽平くんはどんな村にしたいか
   聞いてくれてるんやと思うよ」

村)「はい」

陽)「弱者の人も住めて、
   なおかつ
   弱者の人だけが気持ちいい場所
   じゃなく、ヘルパーさんとか、
   色んな健常者の人も住みたくて住んで
   くれるとこ。
   あとは友達が言うてたけど、
   村の真ん中に集会所作りたい。
   そこにみんなフラッと来て夜は
   寝に家に帰るみたいなとこ。
   1人で住んでる人も1人じゃない。
   老人から子供まで自由にね。
   …理想を言うのはタダやし。
   
   コロナで生活の基盤が見直されてくる
   と思うから、自給自足とか特に
   時代に合った動きだと思う。」

村)「学校とか会社とか作りたい。
   おじいちゃんとかおばあちゃんが
   学校の先生になったり、
   会社の従業員になったり

陽)「いいですね。
   仕事以外の生活があるから、
   『住みたい』っていうのが
   根底にあればそれらも全然可能ですよね」

え)「神戸の長田に
   はっぴーの家ろっけんっていう所があってね。
   いろんな人が出入りできる老人施設。
   元々は施設を作るためにできたとこ
   じゃないんやけど、
   自然とじいちゃんばあちゃんが
   集まって来てね。
   そこに学校終わりの子供が来たり、
   忙しいお母さんが子供預けにきたり、
   外国人の人も集まるらしい。
   繋がりで人が人を呼んで
   そんな形ができたんやって」

陽)「おもしろい場所やね。
   代表も若そうな人ですね。
   勉強しに行きたいな」

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まだ日程は全然決まってないけど、
Gotoあるし行く気満々。
次の村づくりの回は尾道で話したことをご報告したいと思ってます!

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