見出し画像

無目的的な詩

「」
砂場のお山が3日として残らないように
また地球も形を変える
また私たちも姿を消す

「」
木の葉が散って、また土になり、そして木に吸収される
木の葉はその一生を悔やむか
木の葉の一生は短いか
短いとは誰の言葉か

「」
昨日と今日が
同じに見えるか
この刹那が
新しい配置であることを
想うおもしろさよ

「」
ただそこの木のように
なぜ我々は生きられない
ただあの鳥のように
なぜ我々は生きられない
我々は自らを、自ら切り取る
どんな生き方をしようとも
どんな死に様をしようとも
言葉の枠がなくなれば

「」
我々は電車のよう
もしかしたら、マンションのよう
もしかすると、水筒のよう

「」
海は海である限り、波がある
山は山である限り、岩を持つ
雲は雲である限り、形を持たない
人もまた人である限り、悩み、奪い、愛する

「」
私は地球の一部
大腸菌は私の一部
私は地球になれる
地球の意思も感じれる




少し暇を潰せましたか
なんでも無い時間も、大切ですよね

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?