小論文の勉強法(大学受験など)

大学受験などで、小論文が受験科目にある大学があります。有名なのは、慶應です。小論文はほかの科目と異なり、勉強方法に悩む人も多いと思います。

おすすめの勉強法は、色々な大学の小論文の過去問を実際に解く、です。最初のうちは、実力不足で解けないかもしれません。その場合は、問題文と解答解説を暗記してしまってもよいと思います。

よくある勘違いが「ゼロベースで考えないと駄目」というものです。これは間違いです。数学も同じですが、大学受験は、試験時間が限られています。ゼロベースで考えていたら、試験時間内に終わりません。

そのため、小論文も、「思考のパターンを増やす」ことで対応します。慶應のほかには、名古屋大学の法学部も小論文があります。こうした大学の過去問を徹底研究して、思考のパターン(引き出し)を増やしていって、本番で「どのパターンが使えるか」考えればよいのです。できれば、赤本だけではなく、青本(駿台)も入手して、できるだけ多くの解答解説の考え方を吸収しましょう。

慶應SFCが第一志望の場合は、これに加えて、小論文のプロに指導してもらったほうがよいです。SFCの小論文は、慶應の他の学部よりも遥かに難しい問題が出るため、生半可な勉強では不合格になります。何もわかっていない馬鹿は、SFCは二科目だから簡単だと言いますが、そういう人は実際に合格してから言え、と思います。少なくとも、私が高3のときもし仮にSFCを受験していたら、落ちていたと思います。駅弁大学文系は余裕だったと思います(なにしろ英語の偏差値70だったので)が、SFCは無理です。小論文が難しすぎます。

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