結婚氷河期とマッチングアプリ

戦後最悪の「結婚氷河期」到来――企業情報のプロが読み解く「4人に1人がマッチングアプリで結婚する」最新婚活事情と、“結婚相談所”の倒産が相次ぐ理由（デイリー新潮） - Yahoo!ニュース

私は、マッチングアプリを推奨しない。理由は、真剣に結婚を考えていない人が男女ともに多いのと、プロフィール詐称が多いからだ。中には、ヤリモクや、美人局などの悪質な人もいる。また、結婚を考えている人であったとしても、誰かの紹介などではないので、不義理な人もいる。誰かの紹介だと紹介してくれた人への責任があるので、誠実な対応をする。だが、マッチングアプリだと、リセットボタンを押すかのように、不義理をして関係を切る不届き者もいる。

それに、マッチングアプリではたくさんの異性を「選べる」ように錯覚する。実際には、自分と釣り合う異性としか交際できないのだが、高年収の異性がたくさん表示されて高望みしやすいのだ（その年収も嘘かもしれないし）。

かといって、結婚相談所だと、かなりのお金がかかってしまう。それに、結婚相談所に登録している人は、今までモテなかった人が男女ともに多い。

最後に付け加えておくと、結婚というのは二人の共同の取り組みだ。相手のスペックだけで上手くいくものではない。一番大切なのは人間性だ。東大卒で年収1000万円以上でイケメンでも、人格破綻者だったらどうするのか？相手に依存しないで、二人で結婚生活をやりくりする覚悟はあるか？

結局は、大学時代に交際相手を確保しておかないと、厳しいということだ。恋愛偏差値が低い人ほど、相手に依存したり、結婚で一発逆転を狙おうとする。そんなものは幻想だ。