おすすめの早期教育

今、早期教育というと、「英語」と言う人が多い。しかし、それは間違いだ。一番、早く着手するべきなのは、「日本語(母国語)」である。

私の妻は、妊娠中から、100冊近い絵本を息子に読んでいた。おなかの中にいても、赤ちゃんは、母親の声が聞こえるし、なんとなく頭に入っているらしい。

そして、幼稚園時代は、ひらがな・カタカナ・漢字を書けるようにしたい。漢字は1年先取り、つまりは小学校1年生レベルの漢字でOKだ。そして、その子にあったやり方で教えるのが一番大切なことだ。息子は鉄道が大好きだったので、鉄道の駅で漢字を教えた。例えば「立川」などだ。

続いて、数字の概念を教える必要がある。一緒に買い物に行くとか、家計簿を見せるとか、色々なやり方があると思う。最初はモノを数えるところから始めるのがいいと思う。算数も1年先取りが望ましい。小学校1年生で掛け算(九九)を暗記できれば、かなりよいと思う。

小学校に入学して、日本語の能力がある程度身についてきたら、やっと英語の出番だと思う。まずは、英単語を覚えるのが先決だ。基本的な名詞・動詞・形容詞を覚える。文法は後回しでよいと思う。文法は小学校3年生くらいからで大丈夫だと思う。このやり方で、私の息子は小学校6年生で英検3級に合格した。

あとは、理科と社会だ。まずは、身近なところから始めるのがいい。理科の生物や地学は、昆虫や植物を一緒に観察したり、「なぜ、雨が降るのか」など子供に問いかけてみよう。電気は、豆電球を買ってあげるといいだろう。化学は、酸素や鉄など、基本的な物質のことを教えよう。小学校5~6年生くらいで、もう周期表の概要だけでも教えてしまってかまわないと思う。社会については、都道府県と世界の主要国(アメリカ、中国、インド、イギリス、ドイツ、フランス、ブラジル、ロシア)くらいは教えておきたい。これも、クイズを楽しむ形式などが望ましい。ゲームで桃太郎電鉄をやるのもいい。歴史は、日本史の漫画がよいと思う。

ちなみに、必ずしも中学受験をする必要はないというのが私の考えだ。年収が1200万円くらいあるならば中学受験もいいと思うが、普通の庶民であれば、公立中学もいいと思う。開成中学で底辺よりも、公立中学校でトップを走るほうが、本人にとって自信になると思う。ただし、最低1年は先取り学習をやっておきたい。

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