7日目:損害保険について
7日目は損害保険について、以下の項目を勉強していきます。
1.損害保険の基本用語
1.損害保険とは
2.損害保険の基本用語
その他にも多くの用語があります。詳細については、参考リンクをご覧ください。
以上が損害保険とその基本用語の概要です。
2.損害保険料のしくみ
1.損害保険独自の基本原則
損害保険は、多くの人々が少しずつお金を出し合って、その中の誰かが事故や災害で損害を被ったときに、出し合ったお金で補償する「相互扶助」の精神から生まれた制度です。
この制度は、大数の法則に基づいて、発生する災害や事故の頻度と、災害や事故によって生じる損害の程度を統計的に割り出し、年間の総損害額を算出することで適正な保険料水準を算定しています。
1.給付・反対給付均等の原則(レクシスの原則)
保険契約者が支払う保険料と、保険事故発生の際に支払われる保険金の数学的期待値が等しいことを示す原則です。
2.利得禁止の原則
3.損害保険料の構成
保険料(P)は、純保険料(Pλ)、保険会社経費(Pε)、代理店手数料(Pθ)、保険会社の利潤(Pδ)の合計で構成されています。
3.超過保険、全部保険、一部保険
超過保険:これは、保険金額が保険対象となる物の価値を超えている場合を指します。つまり、保険金額が保険対象の価値よりも多い場合です。しかし、保険金額が保険対象の価値を超えていても、補償されるのは保険対象の価値までとなります。そのため、保険対象の価値を超える部分の保険料は無駄になってしまいます。
全部保険:これは、保険金額が保険対象となる物の価値と等しい場合を指します。つまり、保険金額と保険対象の価値が同じである場合です。この場合、事故が発生したときには、損害額に応じた保険金が支払われます。
一部保険:これは、保険金額が保険対象となる物の価値を下回る場合を指します。つまり、保険金額が保険対象の価値よりも少ない場合です。この場合、事故が発生したときには、保険金額までしか補償されません。そのため、保険対象の価値を下回る部分の損害は補償されません。
4.火災保険
1.火災保険とは
火災保険は、火災や自然災害などによる建物や家財の損害を補償する保険です。地震や噴火、津波などの場合は別途追加で補償されません。建物と家財の種類や補償範囲、補償対象の詳細を詳しく紹介し、選び方のポイントを徹底解説します。
2.火災保険の種類(中タック物件の火災保険)
火災保険には大きく分けて個人の住居用にかける保険と、店舗や会社など事業所にかける保険の2種類があります。また、住宅を取り巻くさまざまなリスクを総合的に補償するタイプ(住宅総合保険)とベーシックな補償のタイプ(住宅火災保険)に大きく分かれます。
1.住宅火災保険
住宅火災保険は、補償内容や保険料、サービス・独自補償などによって異なります。専門家が主要な商品を比較し、おすすめの火災保険を紹介します。地震補償や火災共済、火災保険の選定ポイントも解説します。
2.住宅総合保険
住宅総合保険は、大切な建物・家財を幅広くお守る保険です。商品ラインナップ、補償内容、モデルプラン、事故の補償例、インターネットサービスなどの情報をご覧いただけます。
3.保険金の支払額
保険金額は、保険者(保険会社等)と保険契約者との間で定められた契約金額をいいます。生命保険では、保険事故が起った際に、保険会社から保険金受取人に支払われる金銭(給付額)を指し、通常、保険金と保険金額は同額となります。
4.失火責任法
残念ながら、私の知識は2021年までのものであり、その時点では「失火責任法」という特定の法律は存在していませんでした。具体的な法律や規定については、法律の専門家にご相談いただくか、最新の情報をご確認ください。
※FP3級試験練習問題
以下にFP3級試験の練習問題とその回答を作成しました。
問題:損害保険とは何か説明してください。
回答:損害保険は、偶然のリスクによって生じた損害をカバーするための保険で、損害額により保険金の支払いが変わる実損払方式が特徴です。
問題:損害保険料のしくみを説明してください。
回答:損害保険料は、保険契約者が保険会社に支払う金銭で、保険会社が支払う保険金の原資となります。損害保険料は、純保険料と付加保険料で構成されています。
問題:超過保険、全部保険、一部保険の違いを説明してください。
回答:超過保険は、保険金額が保険対象となる物の価値を超えている場合を指します。全部保険は、保険金額が保険対象となる物の価値と等しい場合を指します。一部保険は、保険金額が保険対象となる物の価値を下回る場合を指します。
問題:火災保険とは何か説明してください。
回答:火災保険は、火災や自然災害などによる建物や家財の損害を補償する保険です。
問題:火災保険の種類とその特徴を説明してください。
回答:火災保険には大きく分けて個人の住居用にかける保険と、店舗や会社など事業所にかける保険の2種類があります。また、住宅を取り巻くさまざまなリスクを総合的に補償するタイプ(住宅総合保険)とベーシックな補償のタイプ(住宅火災保険)に大きく分かれます。
問題:保険金の支払額はどのように決まるか説明してください。
回答:保険金額は、保険者(保険会社等)と保険契約者との間で定められた契約金額をいいます。生命保険では、保険事故が起った際に、保険会社から保険金受取人に支払われる金銭(給付額)を指し、通常、保険金と保険金額は同額となります。
これらの問題はFP3級試験の練習問題として使用できます。
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