「wonder君は太陽」が教えてくれた事。


wonder君は太陽
名前は知っていたけれど、初めて映画を見て感動したので今日は感想を書こうと思います

この作品に出会えて良かった!

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主人公の名前は、オギーくん。
ヘルメットを被っている男の子です。

この子は自身の病気による手術で顔が変形し普通でありません。
だからと言って、性格は明るくてスターウォーズが好きな少年でした。

両親は、顔のことを気遣う気持ちや息子を大事にする気持ちで自宅学習をさせていましたが
限界もあり小学5年生のオギーは学校に行くこととなります。

登校初日、みんなは好奇心の目でヘルメットを被っているオギーを見ます。
クラスでも注目の存在になりますが、
モンスターと言われていじめられてしまいます。

学校から家に帰って、すべてを母親に話をしました。
いじめられていると。クラスメイトの心ない言動に傷つき、悲しさと悔しさを母親にぶつけてしまいました。
そんなオギーを慰めながら、母親は精一杯励まします。

そこからオギーは、少しずつですが学校にも慣れ周りの友人と過ごす時間が流れていく。
最後は小学校の卒業式、ある賞を受賞して映画は終わります。

と言った簡単な説明だけですが、冒頭の入りです。
(ネタバレは避けるので実際に見てみてください。)

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この映画で感動したの場面ごとにnoteを書こうと思います。

○オギーとお父さんの絆
○オギーとお母さんの絆
○ブラウン先生とトゥシュマン先生
○最後の授賞

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○オギーとお父さんとの絆

これはもう感動しかない。笑
自宅学習の時から、ずっとオギーに教えていたのも母親でした。
そして、1番に学校でのいじめや友人関係で悩んでいるオギーを応援し続けたのも母親です。

そんな母親と、ずっとオギーを学校に行かせるのを心配していた父親がいました。
父親はオギーがいじめられるんじゃないか、まだ学校は早いんじゃないか、
そう思いずっと学校に行くのを反対していたのです。
ただ、反対していた父親もオギーが学校に行きたい!と話すと
毎朝見送りをし、オギーの事を1番に応援したのは父親でした。

その父親がオギーに対して言ったセリフのどれもオギーへの愛に包まれています。

○登校初日にオギーへと贈った言葉
父親は何があったときにオギーにルールと言ってある約束をします。
その約束が↓の言葉でした。

「お前には家族がいるから、何があっても1人じゃない」

○修了式にオギーへと贈った言葉

この修了式の時に、オギーはヘルメットを無くしています。だれが隠したのか、それともオギーが無くしたのか分からない状況でした。

ここで全てが判明しましたが、その犯人はなんと父親でヘルメットを隠していたのです。
事実を知ったオギーは父親に怒ります。
その際に返した言葉が↓でした。

「ヘルメットより顔を見たかった。お前の顔が好きなんだ」

ここから、オギーはヘルメットをほとんどかぶらずに登校しています。

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○オギーとお母さんの絆
上にも書いてある通り、オギーの勉強を自宅で教えたり、学校にも見送ったり、すべての式に必ず来ていたり。
母親は常にオギーの側にいて、優しい味方で1番に応援し励ましたのも母親でした。

○オギーから「なぜ僕は醜いの?」の答え
冒頭にも書いてある場面で母親が贈った言葉です。

「人の顔には印があるの。心は人の未来を示す地図で、顔は人の過去を示す地図なの。あなたは絶対に醜くないわ」

泣きながら話すオギーに対して手をつなぎながらゆっくりと話す場面に、深い愛を感じました。
他にもたくさんあるのですが、ぜひ観ていただきたい!

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○ブラウン先生(担任の先生)

ブラウン先生はオギーの担任の先生で、
投稿初日にブラウン先生は「今日の格言」と言うものを生徒に話をします。
これは何度も出てきますが、特に印象的な言葉達をピックアップします。

「正しいことをするか、親切なことをするか、どちらか選ぶときには、親切を選べ」

↑に込められた意味は、親切であることも大切で、人に優しくすることを忘れないで欲しい。を伝えていたように思います。

「行いはあなたの記念碑だ。」

↑に込められた意味は、大切なのは、その人が何をするかだ。つまりは自分自身の選択だと伝えていたように思います。

○トゥシュマン先生(校長先生)

オギーと校長先生の会話は全てが深いなあと思いながら観ていました。
オギーはあるクラスメイトと大喧嘩をしてしまいます。その原因は、クラスメイトがオギーに対してゾンビ!と言ってしまったこと。
その大喧嘩で2日間停学になってしまい、反省文を校長先生に送ります。
その反省文のお返しにトゥシュマン先生はある言葉を贈ります。

「どんな話にも2面がある。ケンカのきっかけは察しがつく。人を殴るのはよくないが、親友は守るべきものだ」

↑これは、オギーが殴ったのはオギーの親友でこの言葉もオギーを守るためだったのを知っていた校長先生からの言葉でした。
(詳しくは映画を観てください。私の推しは、オギーの親友のジャスティンです。)

○オギーへと贈った少し厳しい言葉
↑の騒動により、親友ジャスティンがオギーをいじめていた件が学校にも全てバレてしまいます。
そして、ジャスティンは停学を命じられます。
その際にオギーはジャスティンの両親にオギーが悪い!と非難します。
その際に両親やその場にいたジャスティンとオギーの前で言った言葉です。

「オギーは見た目を変えられません。我々の見る目を変えなくてはね」

校長先生は、私的に優しさと強さが兼ね備えられてると思っていて。
ひとりひとりを見ているし、その先も考えて一言一言を話している。その強さを表したかのように思います。

(最終的に、ジャスティンは反省したものの両親は学校に納得できずジャスティンを退学させてしまいます。)

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○最後の授賞

これは、1番に感動した場面です。
オギーの修了式。必ず修了式に送られる賞があります、
その賞の名前はヘンリービーチャー賞。
(みんなの模範となる優勝な生徒に送られる賞)

ここからはネタバレですが、すべての文面を貼ろうかと思います。

ブラウン先生
「偉大は強さの中にあるものではない。強さを正しく中で使う事の中にある。
もっとも偉大である人物は自分自身の魅力で多くの人を動かす力を持っている。」

ここの中は一部省略します。

ブラウン先生
「私は心から誇りに思います。
今年度ヘンリービーチャー賞を受賞するこの生徒は静かな秘めた強さで多くの者の心を掴みました。
オーガスト、プルマンくん。この賞を受け取りに来てくれたまえ。」

この言葉の後は、みんな拍手の嵐です。

この風景になり、オギーは心の中でこう話します。

「心の中がのぞけたら、みんなも普通じゃないと思う」

これは人によって捉え方は違うけれど、
初めのオギーからここに来るまでの成長が感じられた一言でした。

お母さんとお父さんも大泣きしながら拍手を送っている姿は、まさに愛だなと感動しました。

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私かオギーから学んだものは、
最後にもちょろっとオギーが話してた、ブラウン先生の格言の一つです。

「人をいたわれ。みんなも闘ってる。相手を知りたかったら、やることは1つ。よく見ること」

人は外面だけじゃわからないからこそ、内面をきちんと見ることの大事さを学びました。

そして、家族の愛やオギーを通した友人達の変化にも感動しました。

ぜひ観てくださいーーー!!!

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