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子供とお金の勉強をしたい

私のやりたいことの中に、『子供に「自分で考える力」をつけさせたい』『お金について勉強させたい』というものがあって、「させたい」という言葉からも分かるように親のエゴです。

『自分で考えて行動できる子に育って欲しい』
というのは、誰もが考えたことがあるのではないかなと思いますが、実際はなかなかそんな風にいかない。

子供たちは『自分で考えて』いる。
それを訂正する私たちが、その力を奪っていくという悪循環。
大人と子供の『考えて』いることの尺度や深度の違いというのか、そんな当たり前にある違いを『訂正』することによって、自分たちの時間短縮をしたいのかなと思います。
親の考える正解に最短距離で移動させるというか。
ほんとうは子供自身が考えて、考える過程を一緒に味わってたどり着くことが理想だと思っていても。

『考える力』については、『自分の頭で考えて動く部下の育て方』という本の中から、「仮説を立てるクセ」が参考になります。

「仮説」を立てるクセをつけると、理解が深まりやすい。仮説を立てるには、なぜそういう仮説を思いつくに至ったか、理由を説明する必要に迫られる。
仮説的思考は、総合的に物事を考える習慣を身につけ、自ら学ぶ習慣をつけてもらうのに大変都合がよい。

「例えば〇〇がこうなったらどうなるかな?」と一緒に考えてみる。
これはやりやすいかなと思います。
最短距離で行きたくなったら、「仮説を立てるクセ!!」と自分に言い聞かせ、仮説を立てながら、答えにたどり着くまでの道を一緒に歩いてみよう。

『お金について勉強させたい』は考え中ですが、改まって教える場を作るよりかは、日常生活の中でちょこちょこ一緒に考えてみることが良さそうだなと考え始めました。
どうしても『教える』となると、堅っ苦しくなってしまうし、長くなってしまいそう。
ここでも、大人が考える最短距離が顔を出します。
『教える』というか、『考える』という機会を作りたい。
ただ、「ちょこちょこ考える」ためのコンテンツは準備しておかないと、うまくはいかなそうです。
『考える』タイミングがきたとき、いかに面白く子供が興味を持つように考えられるかがポイントになると思います。
あとは『何を学んで欲しいか』という部分も、自分の中で明確にしておかないといけないなと気付かされました。
それによってどんな方向で進めていこうかな?という道筋が出来ると思います。

お金に関することって、大人でもよくわかっていません。
得意な人はいると思いますが、自分が経験したことないものもたくさんあるという方が多いと思います。
一口に『お金に関すること』と言っても、その内容は多岐に渡っていて、裾野を広げたらどこまでも広がっていく、という感覚があります。
だから腰が重くなる。

だから私の中の『何を学んで欲しいか』は、
“基本的なお金の仕組み(どうやってお金を稼ぐか、お金の支払い方、ローンの仕組みやお金の増やし方)の、良い面悪い面を学んだら、あとは子供次第”
で良いのかなと、このnoteを書いていて思いました。
これをどうやって分かりやすく、楽しく学んでもらうか、ということを考えたいと思います。

やり方は、日常のケースに合わせて、仮説を立てながら、実際のお金で考えてみる、というやり方をしたいなと考えています。(ここでも仮説を立てるクセが役に立ちそうです!)
自分のお金を使うとなれば、慎重になります。
実際にお金を使ってみることで、イメージしやすくなります。
おもちゃのお金や、紙に書かれた数字だけでは、なかなか実感できません。

あとは『何を学んで欲しいか』(私の場合は“基本的なお金の仕組み”)という部分を、日常のよくあるケース、「あれが欲しい。あれ買って」(少額)バージョン、「あれが欲しい。あれ買って」(高額)バージョン、「自分のお小遣いで〇〇するぞ」バージョン、「〇〇のためにお金を貯めるぞ」バージョンなどに、どう組み込んでいくか、というところを考えていこうかな。

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