見出し画像

【本49】最新理論を人生に活かす「量子力学的」実践術

量子力学にふれる機会があり、本屋さんで目についた本です。
タイトルは難しそうな印象があるかもしれませんが、とても読みやすくスイスイ読めてしまいます。

世の中には、身の回りに「いいこと」がたくさん起こる人がいます。
反対に、「悪いこと」ばかり起こる人もいます。
(中略)
この本は「人生を良くしたい」「自分を輝かせたい」と思っている、すべての人に向けて書きました。
「努力してるのに結果が出ない」「不運ばかりやってくる」「不幸な星の下に生まれた」などと思っている人は、とくに読んでほしい。
かつては私も、絶望の淵にいる一人だったからです。

あなたはどうですか?

☆本の内容☆

量子力学は、素粒子の非常識な振る舞いを解明するための学問なのです。
(中略)たとえば、素粒子は「見ていないと消える」とか「観測すると現れる」など、こちらの意図を察知するような動きをします。
また、素粒子には時間が存在しません。
私達の世界では「過去→現在→未来」と時間は連続していますが、素粒子の場合は「過去と未来に同時に現れる」ということも起こるのです。
それに、素粒子は変身もします。
粒だった素粒子が波になったり、粒に戻ったりします。

ちょっと難しい感じに見えますが、最初は「量子力学って何か?」という部分を分かりやすく説明されています。
抜粋するのも難しいですが、始めから読み進めていくと「なるほど〜」とストンと理解できます。

素粒子は、ゼロポイントフィールドから生まれてくると考えられています。
(中略)
私たちは素粒子からできており、スカスカのスキマだらけの存在ですが、そのスキマにも、周囲にもゼロポイントフィールドが存在しているのです。
というより、青空に雲が浮かんでいるように「ゼロポイントフィールドの中に私たちは浮かんでいる」と言ったほうが、イメージしやすいかもしれませんね。

この、素粒子の説明やゼロポイントフィールドの説明は、ぜひ本を読んで欲しい!
すごく分かりやすく説明されています。
ポイントだけ抜粋したいけれど、その前後の説明もすごく大事で、うまく説明できないモヤモヤがあります。

素粒子は大きく分けると「物質をつくる素粒子」(フェルミ粒子)と「エネルギー的な素粒子」(ボース粒子)の2種類あって、そのうちの「エネルギー的な素粒子」の「フォトン(光子)」が、この世のすべての現象を生み出すカギとなっている。
自分が何かを思ったり、意識したりすることで、フォトンがエネルギーの場を揺らし、「その思いのフォトン」が飛び出す。
例えば「ありがとう」と思うと、「ありがとうフォトン」が飛び出て、エネルギーの場が「ありがとう」で大きく揺れる。

ここの辺りがとても大切な部分で、じっくり読んでもらいたい!

フォトンは電磁波ですから、私たちの意識も電磁波なのです。
私たちが、いとも簡単に周囲や相手の影響を受けてしまうのは、このためです。
(中略)
電磁波にも「周波数」があります。あなたが”うれしいフォトン”を出せば、場が「うれしいHz」の周波数で揺れます。すると「うれしいHz」の周波数帯の世界に移り、人生が展開します。

周波数ってイメージしやすいなと思いました。
素粒子が粒になったり波になったりするという部分から、同じ周波数で伝わっていく、影響し合うイメージが湧きやすいと思います。
「うれしいHz」の周波数帯の世界に移る、という表現がありましたが、このあとの説明で「現象化」について書かれています。

モノもコトも、すべての現象は粒の集合体でしたね。”エネルギー場”が大きく揺れて、粒が増えていった結果、現象が起こってくるのです。
強く思えば、フォトンの量が増えるため、場が揺れて、現象化しやすくなります。
どんな現象が起こるかは、あなたが発するフォトンの周波数によって決まります。

これです!
つまり「あなたが発するフォトンの周波数」の世界になる、ということですね。
ここを読むと、「良いことばかりを考え続けないといけない」とか、悪いことを考える自分を否定したり、逆に「自分を否定しちゃダメ!」と思ってしまったりしまうと思いますが、悪いことを考えてしまったときにチャラにする方法もちゃんとあります!
ここでは説明は書きませんので、興味のある方は読んでみてくださいね。

人間関係のつまずきは、自分の周波数に固執していることから始まります。
周波数は意識していないとしても、「自分は変わらない」とか「変えてはいけない」などと思っている人は、多いのではありませんか?
ところが、それは後から変更された周波数でしかありません。本来のあなたの本質側(ゼロポイントフィールド側)は、どんな自分も許して生かし、同じように、他人も生かそうとする「愛のHz」です。

この「人間関係」についての説明は、親子関係の説明から始まります。
親子関係を素粒子レベルから説明し、「同じ周波数で生まれた親子でさえ、不調和が生まれてしまうのだから、その他の人間関係が”悩みの種”となることは当然」と書かれています。

そもそもこの「不調和」、なぜ生まれるのでしょうか。

人間はルールのある社会で生きているので仕方ないのかもしれませんが、いつのまにか「成績を上げること」や「常識の範囲内で生きること」を、親の任務だと考えるようになります。
つまり、ゼロポイントフィールド本来の周波数を忘れ、社会通念の周波数に合わせようとするのです。
すると、波長が合わなくて、不協和音が生じます。
親も子も、本来の「愛の周波数」を忘れ、自分の今の周波数だけ、世間一般の周波数だけを正しいと思い込み、相手を同調させようとすることに、原因があるのです。

元々自分たちの中にあった「愛の周波数」を意識すること、愛と感謝のフォトンをたくさん飛び出させること。
ゼロポイントフィールド側から相手を見ることで、相手の波と自分の波が共振できるようになる。
いつも意識しておきたいなと思いました。

説明の文章のみを抜粋していますが、本書の中にはたくさんの実例が紹介されています。
いろいろな方の実体験の紹介はとてもイメージしやすいですし、とても分かりやすいです。
「あー、自分もこういう時あるなー」とか「あの人こんな感じだな!」とか。
とても伝えきれないけれど、私が今まで読んできた本で意識の中に深く染み込んでいったものは、この本に書かれていることが根本にあるんだ!と、ふと感じました。
本によって表現の仕方は違うけれど、元を正せばというか根っこにあるのは、周波数なんだなと。
とてもしっくりきました。
ぜひたくさんの人に読んでほしい本です!


【根本で繋がっていると感じる本】

他にもあるかも!?

この記事が参加している募集

新生活をたのしく

仕事について話そう

仕事のコツ

with 日本経済新聞

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?