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【詩】「光の花」

人混みの中、肩がぶつかるたびに
ため息ひとつ
花火大会って、ただの混雑ショー
この感覚、毎年同じ

夜空に咲く光の花
日常の喧騒を忘れさせる
一瞬の魔法、その瞬間に
心を奪われ、夢中になる

毎年、ただ混むだけ
それでもなぜか良い
心に響く一瞬の輝きだから
消えない思い出なんてうそだけど
その一瞬が心に残り
また来年も
あの光の花を見に行くのだろう

(あかみね)

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