〈選挙カーを使用するデメリット〉
選挙カーの騒音問題
ひび割れした不快な音を大音量で垂れ流し、無駄に名前を刷り込んでくる選挙カーに対し嫌悪感を覚える人は少なくないと思う。
子育て支援を掲げるのに、昼間に大音量で街宣か?
調べてみると、脳みそへの刷り込みには効果的らしい。しかし、もう、その意図は住民にはバレている。
なぜあんなにもしつこく名前を連呼するのか調べたら、
「選挙運動のために使用される自動車の上においては、選挙運動をすることができない」が、例外的に、
①停車した車の上で演説をすること。
②選挙運動の連呼行為
は認められる、と言うこと。(車内からのスピーカーによる走りながらの演説はダメな模様)
基本的には黙って走れ。
しかし名前連呼は認める。
謎だ。
名前は良いけど政策、施作は語れない。むしろ逆だろうと思うのは、自分だけだろうか。
病院や学校、保育園の周りでは配慮する決まりがあるが、住宅街は範囲外。
安静に寝ているんだぞ、大人も子供も、どこもかしこも。
旧式の生活環境とは違うのだ。
改善の余地大有りなこの制度はちょっとした地雷だと思っていて、乗り気ではない。そこで勝負してはいけないと精神が言っている。
選挙活動期間の選挙カーの貸し出しは、公費負担。つまり税金で賄われる。
ウグイス嬢報酬はポケットマネーからか?
(※報酬を支給できる人員の数も制限されている。資金が潤沢な候補者が多数の人員に報酬を支払って選挙運動を行うということができないように公職選挙法は制限を課している。)
例えば、
①車両 ¥16,100/1日
②燃料 ¥7,700/1日
③運転手 ¥12,500/1日
最大合計 ¥36,300/1日×7日
=¥254,100
東根市の場合、市議定数18人なので仮に立候補者が20人いて全員が選挙カーを使った場合、
¥254,100×20
=¥5,082,000(公費負担額=税金)
選挙活動期間は、8時〜20時まで、恐らくずっとエンジンをかけているだろうから、マフラーから常に排気ガスを放出する。このガソリンの高価な時期に。地球温暖化と騒ぐ今に。
ゼロカーボンと謳っている東根市なのに。
例えば、一人だけ自転車にのぼり旗を突き刺した候補者が選挙活動していたら不審がるだろう。
なのでいっその事選挙カーを廃止にして、自転車限定にすれば良い。
そしたらもっと、見る目が変わるのだろう。(手足不自由な方はその限りではない)
とは言っても選挙は戦争。
出馬は挙兵。
戦争するなら勝つ覚悟一心で臨む。
その気持ちも理解出来るところがあるし、好きで納税してる訳ではないから、戦争だと言ってジャブジャブ使用されても良い気はしない。
ある日、親切な政治家が教えてくれた。
「これが通常であるが、これが正解とは限らないよ」
現行のままが最適か?
令和のうちに最適化。
狭間で悩む、お年頃。
冷静と情熱の間で悩む、落とし所。
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