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番外その④日本刀のように神経を研ぎ澄ませる

番外その④ 日本刀のように神経を研ぎ澄ませる。

capetaで紹介した、蛇を敷いた時、いつもより固かった、と感じとるシーン。みなさん蛇は無いにしても、サイドミラーが木の枝をかすめたり、ブロックにこすったりした時、その枝の硬さや葉の茂り具合、ブロックの素材などが瞬時に思い浮かぶという経験ならあるのではないだろうか? その他ゴルフクラブでダフった時の地表の質感や、筆で文字や絵を描く時の紙質の違いなど、何となく違いを感じとることが出来るはずだ。

そのような道具を通じた感覚は『パチニ小体』という皮膚下の感覚受容器が担っている。

「パチニ体? どっかで聞いたことある…」と思った人の記憶力は素晴らしい。番外その①で『メルケル盤、パチニ小体、Aβ繊維は置いておいて』と言ってあった、そのパチニ小体である。

パチニ小体は感覚受容器の1つで、道具を通じた感覚を認識する働きと、200~300ヘルツの高周波の振動を感じとる働きがある。この周波数は、皮膚が0,00001ミリ(小さな軟毛の200分の1の太さ)動いただけでも感知できるレベルである。

続いてメルケル盤だが、こちらも皮膚下の感覚受容器の1つである。唇と指先の皮膚に非常に高密度で存在し、物体表面の特徴を感じとる役割を担っている。メルケル盤はそれぞれ1本の神経線維に繋がり、そこから脊髄へ、そして最終的に脳の触覚野へと情報が伝達される。この電気的情報は、約1000分の1秒持続するスパイクと呼ばれる電位変化のカタチで伝わる。

皮膚下にある感覚受容器について、もう二つだけ。
(以下略)

出典  http://sensait.jp/8110/

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