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13.理由なき行動を止める。

13.理由なき行動を止める。
施術に限らず「なぜそれをやるんですか?」という質問に対し「みんながやっているから」「昔からそうやっているから」と答える日本人は多い。疑う事に慣れていない。或いは疑っているし、間違いや非効率である事に気付いてはいるが、一人だけ違う言動をする事を酷く嫌って、結果として疑っていない人と同じく従属しているように映る。

それが良い場合もあるが、こと健康とか命に関わって来る『食』や『トレーニング』、『コンディショニング』のような事象については、理由や原因は突き詰めた方が良い。物事には理由があり、理由が明確なほど納得感も強く、行動も起こしやすい。(中略)

原因を突き詰めず、「とりあえず習っていることをそのままやりました」という施術であっても、何かしらのエネルギーが伝わっているので、カラダは少なからず快方には向かう。しかしそれが核心を突く施術になる事は無いし、原因を追究しなかったがために再発するリスクは高くなる。それをみんな「癖になる」と言うが、根本的に間違っている。そもそも治っていない。その場をやり過ごして、ツギハギだらけにしているイメージである。

9章の施術の統一化で説明した、エネルギーレベルが低くなる1,2,3,4,とも「痛い」と表現すると同じように聞こえるが、原因が違い、カラダの内部で起こっている事が全く違うのだから、回復へのアプローチの仕方、施術のやり方も違ってくる。
(以下略)

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