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セルフマネジメントのためのたった一つのコツ

ちょっとしたことでイライラしたりカチンと来たりする・・・そんな時はありませんか?

心身ともに自分の状態が悪いと、行動や発言に出てしまいがちです。

コーチだと、コーチングの質にも影響が出るので、セルフマネジメントスキルが他の人よりも求められます。

自分の状態を整えるための方法やコツは、書籍やインターネットなどを通して、たくさん出回っています。

その中で、私がたった1つだけ選ぶとしたら・・・コレになります。

「感謝」

感謝というのは言い換えると、「ありがたい」ともいえます。
漢字に直すと「有るのが難しい」です。

では、感謝の反対は何でしょうか?

当たり前

「有って当たり前」、「有るのが当然」だという気持ちです。

「有って当たり前」だと思っていたことが
実は「有るのが難しい」ことだった。
そう実感したときに、感謝へと繋がります。

「感謝しよう!」と何も力まなくても、事実をよく見れば自然と感謝の気持ちは湧いてくるものです。

部屋を見渡すだけで、「有るのが難しい」ことがよく分かります。
パソコン、スマホ、時計、椅子・・・など。

目にする物のなかで、あなたが一から作り出したものはどれぐらいあるでしょうか。

コピー用紙を例にとりましょう。
本当に一から作るとなると、木を切るところから始まります。
いえ、木を育てることからかもしれません。

木を切って、紙をすいて・・・複雑な工程を経て、1枚のコピー用紙は私たちの元に届きます。

普通の生活の中で、紙を一から作る人はまずいないでしょう。
部屋にあるもの全てがそうで、自分一人で一から作り出したものは何一つありません。

自分の生活は全て、誰かの手に支えられているのです。

さらに、「有るのが難しい」のは、誰かが作ったものだけではありません。あなたの体もまた含まれます。

生命の起源については、科学的に解明されていませんが。
とにかく自分の細胞、臓器、自分の身体全て、自分が作り出したものはないことは確かです。

目に見える全てのものが、「有るのが難しい」ものばかり。
しみじみと実感すれば、自然と感謝の気持ちが湧いてきます。

感謝が発するエネルギーは、心身を根底から満たすほど強いものです。
自分の状態も、おのずと整っていくのではないでしょうか。

だからこそ、セルフマネジメントのためのたった1つのコツは、感謝の気持ちが自然と湧き出る、そんな状態にすることだと思います。

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