習慣化のコツ その1 ー 柔軟さと枠組み
これまで数々の新しい習慣づくりに、私も取り組んできました。
ただ百発百中、全てが自分の習慣として根付いた訳ではありません。
うまく習慣化したものもあれば、途中でやめてしまったのもあります。
うまく習慣化できたものとできなかったもの、果たしてどんな違いがあるのでしょうか。
特に、続いたものについて深堀りしてみると、いくつかの共通点に気づきました。そのことについて、お話ししたいと思います。
「柔軟さと枠組み」
結論から言うと、うまく習慣になったものは、大まかな枠組みは決めつつ、細かい点は柔軟に変えていた、ということです。
例えば、うまく習慣になったことの一つに、10年日記(※)を30年以上書き続けているというのがあります。
※10年日記については、詳しくはこちらをご覧ください
10年日記に、1日4行書く。
この枠組みは変えていません。
ただ、1日4行に何を書くかは完全に自由にしています。
つまり、決まったフォーマットの中で自由にやっているのです。
続かなかった習慣は、この逆です。
枠組みがしっかりと決まっていなかったか、もしくは逆に、やることが細かく決まりすぎてガチガチになっていたか、です。
枠組みがしっかりと決まっていないと、気分によってやったり、やらなかったりするので、習慣になりにくい。
逆に、スケジュールに柔軟性が無く、やることを事細かに決めてしまうような枠組みにしてしまったとしましょう。
スケジュール通りに物事が運んでいるうちはいいのですが、イレギュラーなことが起きて、予定していた計画が崩れてしまったら、決めた行動も続かなくなって、習慣にならない。
スケジュールのような枠組みがユルユル過ぎてもガチガチ過ぎても、習慣化においてはうまくいきません。
習慣にしたいことがあるときは、枠組みと柔軟さ、この2つをセットにして考えることをお勧めします。
次回は、習慣化と選択疲れについてお話します。
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