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誰をコーチングしたいのか分からないとき

「どんな人をクライアントしていくのか。その対象を絞りましょう」

マーケティングを習うと、必ず言われることの1つです。

そう問われて、すぐに答えられるコーチは、もちろんそれでOKです。
対象を絞ることが大事なのは、言うまでもありません。

ただ、絞り込もうとしても、絞れない人もいます。

「どういう人にコーチングしたいのか。いくら頭で考えてもわからない」

実は、頭でいくら考えても出てこないのには、理由があります。

  • 誰をコーチングしたいのか実は分からない

  • どうすれば、自分が対象とするクライアント像が見えてくるのか

私もそういう相談を受けることがあります。
今回は、実際にお伝えしたヒントの中から2つ、ご紹介します。

ステップ1 自分が興味関心を持てそうな分野の人たちが集まる場に行く

例えば、あなたが以前に働いていた業界と関わる人たちかもしれません。
もしくは、あなたがずっと関心を持っていた分野である可能性も。

興味関心の方向性をいくつか見出したら、その場に出向いてみてください。
オンラインでの場でもいいのですが、リアルで行われる講演会やセミナーの方が、ステップ2につながりやすいです。

ステップ2 興味を持った人と個人的に交流する機会をつくる。

その場で出会った人たちと、LINEなどの連絡先を交換しあうことがあるでしょう。特に興味を持った人とは、メールやSNSで個人的に交流する機会を作りましょう。

このとき、1つ注意して欲しいことがあります。
コーチングの売り込みはしない、ということです。
純粋に相手の話を聴くために、コンタクトをとってください。

この人の話をもっと聴きたいと、興味関心を持ってコンタクトを取ってみたところ、さらに相手に対して魅力を感じるかもしれません。

そうすると、

「この人をコーチングしたいな」
「コーチングを受けて欲しいな」

という自然な気持ちが湧き出てくるでしょう。

もちそん、その段階でコーチングのお誘いへと声をかけてもいいのですが、今回の目的はそこにはありません。

様々な人にお会いするのはあくまでも、自分がコーチングしたいという対象を見つけるためです。

対象となる人たちを、何人か見つけたら、次のステップは、こちらです。


ステップ3 対象としたい人たちに共通する特徴をピックアップする

例えば、自分と同じような価値観を持っている人だとか。
こういう立場で頑張っている人、こういう分野で、こういう職業でなど。

コーチングをしたいと思う人は、応援したい人ともいえます。
どんな人かが分かると、ホームページやブログにも反映しやすいです。

「こういう人でコーチングに興味がある人がいたら、紹介してください」
周りの人に紹介を依頼する際、例を挙げてお願いできます。

また、こういう人たちが集まる場所に行けばいいんだと、やることが具体的に絞られてくるでしょう。



対象を絞るのが大事というのは、マーケティングで言われ続けている通りです。

しかし、駆け出しの頃はとくに、誰をコーチングしたいのかが、まだ見えないこともあります。

そんなときは、この3つのステップを参考にしてみてください。

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