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中途半端力を磨く

中途半端って聞くと、あまり良いイメージがないかもしれません。
スッキリしないし、モヤモヤするし。

かつては、私もこの状態が嫌いでした。
今も好きではないですが、昔ほど嫌ではなくなりました。

あるとき、コーチ仲間と話をしていて気づいたことがあります。

「何かをカタチにしていく、つまり、物事を成し遂げていくためには、この中途半端な状態とどれだけ共にいられるかが鍵になる」

よく考えてみたら、それは当たり前のこと。
何かを成し遂げるまではずっと道半ばの状態、つまり、中途半端な状態が続くわけです。

中途半端な状態を嫌って、一気に何かを成し遂げよう、ゴールまで進もうとするとどうなるでしょうか?

簡単にできることならまだしも、やや複雑なこと、自分一人では完結しないことなどは、すぐには達成できません。

私自身、完璧主義なところがあります。
自分のことなのでよく分かりますが、完璧主義が強いと物事を0か100かで考えてしまいがちです。

そうすると悲しいかな、この中途半端な状態に耐えられません(涙)
物事がカタチになる前に諦めたり放り出してしまって、実現しない。
そういうことがこれまでの人生で多々ありました。

物事がカタチになるまでの中途半端な状態を受け入れる力
中途半端なモヤモヤした状態と共に居続ける力

そんな「中途半端力」を磨いていくことが、結果として、物事を成し遂げる力となる。

この「中途半端力」、あなたも磨いてみませんか。


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