sunny

ーsunny、4巻まで読んだよ。

ーおおっ、良かったよねー松本大洋天才だよ。で、誰が好き？

ーうーん、リコ（本当はめぐむ。小学校同級生にリコちゃんという、めぐむに雰囲気よく似た女の子がいた）

ーえ？ズルいよ、しずかちゃんが好きって普通じゃん。カワイイ子好きってツマンナイ。

ーむ。じゃあ、クヨーバー。

ーおっ、いいね。クヨーバー兄弟、洟垂れ兄もセツナイ。

ーママは？

ーホワイト。

ーダメじゃん、主人公じゃん。主人公好きって1番ダメなやつだよ。

ーうー。ご指摘ごもっとも。じゃあ、みぎわさん。精一杯強がってふんぞり返ってひっくり返っても、どついたるねんとか言ってそうでタマラナイ。

ーキャラ立ち、スゴイよね。松本大洋。入道も、あれ子ども？大人？クヨーバー見つけたの入道だよね。どうして見つけたんだろ。

ーうん。理屈じゃ、説明つかないね。

ーいつも一緒にいたから。そうとしか、言えない。導かれるように、迷うことなく、見つけるんだから。

ーそうだね。理由なんていらない。ただ、入道が見つけるだけでいい。

ー母親がみんなケバい

ーうー。そこら辺は何とも言い難い。手早く女が稼ごうとしたときに化粧が濃くなるのは仕方ないし、母親にも女の横顔があるのも仕方ない

ー大人のエピソードが浅いし少ないから、大人のことはよくわからないな。

ーあ、ひとりだけ、お母さん迎えに来る！のび太のお母さん！希望！

ー💢まだ、迎えに来てなかった！4巻までしか読んでないって言ったじゃない！あーもう！これだからママは！黙ってて！

ーハイ。スミマセン。お口チャック締めます。

✳わが家では登場人物や、同級生、会社の同僚などは、独自にカリカチュアした新しい名前で呼ぶことになっています。

それは、すぐに忘れる短期記憶弱者の母親が編み出した、記憶に人名特にキラキラネームを留める有効な方法なのです。