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カとイ

カイカイカイカーイ!
カーーーイッ!
カイカイ!カイカイ!
カーイカイ!

0と1の組み合わせ二進法でコンピュータが計算するように

なんて言っておきながら
赤毛が大学の般教で選択したのはC言語で笑
あ、今は大学ってパンキョウって縮小してるんですね。
赤毛の頃は1、2年は一般教養科目を履修して
3年から専門科目が始まってゼミに入るってイメージだったけど
今の4年制大学って勿論一般教養科目もあるけど
履修したければしてもいいけどという扱いだったり
卒業に必須な単位数も減少してるみたい

長女はシラバス見て勝手に履修してたから教えてくれなかったけど
次女が大学生になって初めて知った!

だから憲法とか、CカップじゃなかったC言語とか笑
生物とか、心理学とか、
自分の学部学科とは直接関係のない科目を
大教室で学ぶって機会は減っているんだろうな。

うーん、それはそれで、専門性を高めることにはつながるだろうけど

生物とか。いまでは大物の先生が当時は新進気鋭で担当してくださってた記憶があって
面白かったけどな。
学びの地平って広げることに意味があるんじゃね?と思うから
ふううんって、なんだか肩スカシ(ッぺ)

話はいきなり脱線したけど笑
本線に戻りまああす

彼の言葉はカとイでてきていて
カとイの組み合わせは無限
全てを表現可能だ

川の流れのようにだって

カイカイカイカイ~~~~~~~~~~~カ
カ~イカ~イカ~~~~~~~~~~~
カイカイカイカイイイイイイイイイイカッ
カイカイカ~~~~~~~~ッツ♪♪♪

朗々と歌い上げる

地域の合唱団のうたう会があって
手作り品を参加者に売りつけるために参加した。
施設の利用者さんも参加されて
自分がリクエストした曲をみんなで合唱したときの一コマ。

会場を彼の発するカとイが包んで
意味を越えて
ひとりひとりの身体に沁みていく

歌い終わって
シャツの脇の下を引っ張って
カイカイ、カイカイ
「暑いね今日は汗」と照れ笑い

伝わっているかどうかじゃない
伝えるんだという圧倒的な熱量

その熱量に押し倒されるようにして
結果伝わる

私がカとイで伝えようとしたって
きっと伝わらない

それは言葉に頼るから
バーバルなコミニケーションを絶対だと思っているから
(ババアじゃないよ笑)
仕草や、声のトーン、表情。
ノンバーバルなコミニケーションの方が情報量多いのにな!

彼が選んだのはカとイ
それだけあれば十分
幾通りにも組み合わせて
意味なんか蹴散らして押し倒して
伝えてしまう
その力技は
赤毛がこねくり回す理屈を超えて
圧倒的な熱量で
会場の人の体温をきっと5分は上げた

一寸の虫にも5分の魂っていうじゃない

意地よね意地

本当は不便なことももどかしいこともいっぱいあると思う
手枷足枷サルグツワ
咥えさせられてるようなものだと思う
言語を共有できないって

でも

だからこその豊かさを見せつけてくれる
カイカイの青年に
惜しみない拍手を送る会は
コロナで3年半ぶりの開催だった






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