海外不動産_タイ
東南アジア編『タイ王国』について話そう。
タイは東南アジアの中心となる国で、首都のバンコクは東南アジア1の都市(シンガポールを除く)だ。
今なら都心の40平米くらいの築5年くらいのマンション一室が、1000万円くらいで買える(2015年築くらいのヤツ)。
そんな感じで、皆さんタイのマンションを買っていった。
賃貸収入の利回りを計算すると、7%前後(月額5.8万円)。
まあ、家賃を稼ぎつつキャピタルゲインを狙うスタンスだろうな。
単に私の情報不足かもしれないが、2019年ではそんなに失敗している話は聞かなかった。
なのでまだタイも悪くないかもと言いたいところだ。
しかし、もう都心の好立地で6%程度の利回り物件は、かなり巡り会える可能性が低い。
物件価格と家賃と需要のバランスが崩れてきている。
では、運良く好物件に巡り会えた時はどうするか?
買うのか?買わないのか?
タイ(バンコク)不動産の懸念材料としては、恐ろしいスピードでいくつものマンションが建ってきていることが挙げられるが、その分人口流入も多いので大丈夫という見解もある。
正直、予測がつかない。
ただ、ちょっと気をつけて欲しいのが、先に挙げた家賃5.8万円は、どちらかというと駐在員向けの価格だ。
現地の大卒初任給が約6.6万円(20,000バーツ)だから、現地の若い人が単身で部屋を借りるケースの可能性はそんなに高くない。
まあ、2~3人くらいの人数でシェアするのが一般的なようだ。
シェアハウスだと部屋がボロくなるのが早いから、日本と同じ感覚でいると少々危ういかもしれない。
まあ、駐在員や金持ちのボンボンが好むようなエリアや設備の物件を選ぶのがポイントだろうな。
そうなると、アソークからトンロー周辺エリアで選ぶのがいいかもな。
または、まだ物件が安くて、将来スワンナプーム空港からライトレールが接続されるという噂のバーンナ駅(ベーリン駅かもしれん)の周辺コンドミニアムを買ってキャピタルゲインをひたすら待つのもいいかもしれん。
海外不動産は、あまり利益が大きく出せないのが現状だ。
ましてや東南アジアは法整備も未熟で、管理が行き届かない可能性もある。
最悪自分の拠点として使用するか、あくまでも対日本へのリスクヘッジとしての認識くらいで購入するのがいいと思う。
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