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12年ぶりに役に立った資料

論文を発掘

私は文系の大学院生なのですが、
論文は基本的に紙媒体で見ますし、紙で管理します。

昔からずっとそうなのですが、それが役に立ったというお話です。

今書いている論文の考察がいまいちだなと悩み、
もっと発想を転換した方がいいなと考えてた時に、
ふと昔調べたことのある分野を思い出したんです。

昔とは、なんと12年前…!
なんでそんな昔の記憶を覚えているかというと、
当時けっこう一生懸命そのテーマを調べたものの、結局論文の形にはできなかった未完の研究となったからです。
あの頃の自分は、まだまだ未熟でした。

その頃のぼんやりとした記憶を辿り、とりあえずCiNiiで論文を検索。

あ~こんな感じのタイトルの論文をかつて見たことがある…!
たぶん私がほしい情報はこのあたりを探ればいいはず。
これからせっせと資料収集作業に入りますか。


…いや待てよ。

もしかして…とクローゼットに押し込んでたA4の書類ボックスを開いて、あさって見ると…

ありました!!!
当時、論文を書こうとしていたときの資料一式!

これはいけます。
大筋の情報はそろったので、あとの作業はそれ以降の研究による追加情報を補完するだけでいい。随分と手間が省けました。

今回発掘した資料はずっと使うことがなかったので、長年しまいこんでいたんですが、なんと12年越しに役に立つなんて…!
きちんととっておいた自分に感動します。

こういう経験をたびたびします。

よく断捨離のコツで、
「どうせ使わないから捨てよう」って聞きますが、

いやいや、使うんですよね。

私の人生はこういうことを繰り返しているので、
日頃から厳選して保管する、ということを徹底しなければと思います。


(ところで博士の院生のクローゼットには書類ボックスが収まっているんですね。)


お読みくださりありがとうございました。
本日も良い一日をお過ごしください。






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