学者と研究者の違い
学者と研究者は違う
学者と研究者の違いってなんでしょう。
学者も研究者も同じという見方もありますが、個人の感覚として私は研究者にはなれても学者になるのは難しいんじゃないかと感じます。
研究をすることが好きなのですが、一つの学問を究めた学者を名乗る未来は到底見えません。
ただ研究することが好きなので、やるのはなんの学問でもいい。
だから私は大学も修士課程も後期課程も分野が違います。
自分が調べようとすることにより近い分野を追究します。
この分野が好きで、この分野の研究をやりたい!というタイプの方もいると思います。
やることは結局同じなので、学者と研究者は変わらないという話になりそうですが、向き合い方は異なるように思います。
先生方の意見
学問への向き合い方
見解は微妙に異なりますが、とりあえず学者と研究者は違うという見方がされているのは伝わったかと思います。
学者の中心は、学問にあり、
研究者の中心は、研究にある、といえばシンプルな話になりそうです。
食に関するお仕事をしたいという場合、例えば栄養士(栄養の専門家)になるか、調理師(調理の専門家)になるかという方向性の違いが出てくる。
なんとなく違うけど、「師」と「士」は厳密に区別されているわけではないというのが現在の結論のようです。
ですが、興味深いのは、学士・修士・博士って言いますよね。
「学士」は学部卒業者以外に、学問をする者という意味でも使われる。
そして何かの知識を究めた者は大学の教師にもなる。あるいは講師にもなる。自身の職業に結び付くと“師”とつくような印象です。
学者と研究者の違いを考える理由は、
自分を理解することにつながると思うからです。
学問を究めなければ、研究も深まらないし、
研究を深めることが、学問を究めることにつながっていくだろうし、
自分がどういう傾向があるかを自覚して、
学者としてのあり方、研究者としてのあり方を考えて、意識的に足りない部分を補っていけたらいいのかなと思います。
お読みくださりありがとうございました。
博士論文を書くために日々奮闘中です。
皆様の応援が研究の励みになります。
よろしければ、スキ、フォロー、サポートのほど、よろしくお願いいたします。
あかちゃん
よろしければサポートしていただけるとうれしいです。何卒よろしくお願いいたします。