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傷つきたくないから夢中になれない臆病者、怒れない問題。

こんばんは! 1ヶ月書くチャレンジ 8日目です。
今日のテーマは「最近怒ったこと」

……ない! 多分、年単位でない!!

仕事中や制作中に意見が対立することはあるけれども、それは「怒り」じゃない。

どうして怒れないかを考えてみたら、想像以上に自分のメンタルが弱かった


どうして怒らない、というより「怒れない」のかを考えてみたら、
そもそもここ数年、感情の起伏がさざなみレベルでしか起きていないことに気づいてしまった。※恋愛絡み以外で
なんか、すっごい嬉しいことも、悲しいこともないな……。忘れただけ説もあるが、ただやはり感性の感度がいまひとつ発揮できていないような気がする。※恋愛絡み以外で

うっかり自分がクソアホ恋愛脳(重量級)なことまで思い出してしまった。
恋愛してると、本当に恋愛とその相手のことしか考えられなくなるのはガチでやめたいである。

話を戻すと、「やらなきゃ」に忙殺されているうちに、心の余白が足りてない状況が長く続きすぎたのかもしれない。美大時代、課題やら教授の手伝いやらバイトやらに常に追われていて、とにかく「忙しくないと不安」だった。その不安はやりたいことがない自信のなさを、忙しさと制作本数でごまかしていた何よりの証拠なんだと思う。

「怒る」ことができるのは、何かをとても愛していて、欲しがっているからだと思う。大切で夢中になれるものだからこそ、それが傷つけられたり、手に入らなかったりするとき、人は怒り、悲しむのではないか。

私は、結構色々なことがどうでもいい。
なぜどうでもいい率が高いかというと、多分どうでもよくないものが増えすぎると、そのどうでもよくないものに異常が発生したとき、辛すぎるからだと思う。傷つきたくなくて、なんとなく「夢中になること」「欲しがること」から逃げる癖ができてしまった。

きっかけは、高校受験の時にうっかり身の丈に合わない進学校に入れてしまって、それまで自分の最大のアイデンティティだった「他人よりも勉強ができる」要素が失われたことのような気がする。大学受験も失敗して、当時志望していた国公立には全部落ちた。ゲキ落ち君である。
「自分は落ちこぼれだ」と心の底から落ち込んで、泣きまくって春休みを過ごした。あ、あれが最近で一番泣いて(自分に)怒った出来事かも。マジで何年前だよ。

結果的に入った美大はめちゃくちゃ自分に合っていたし、唯一心の底から好きだと言える学校だったけど、この失敗体験そのものは未だ克服できていないらしい。とにかくその出来事以来、「失敗」を極端に怖がり、欲しがらないのがデフォルトになってしまった。

感覚としては、「死ぬのが怖いから、生き物と暮らしたくない」とも近い。
やりたい、好き、欲しい、を認めると、それが手に入らなかった時悲しいから、欲しがらない。

うーん、どこまでも臆病で弱い生き物すぎる。メンタルがひよこ。最早ひよこに失礼なレベル。ひよこごめん。

「夢中になれない」コンプレックスを克服したい


傷つく覚悟が出来なくて、浅瀬でぴちゃぴちゃ遊んでいた私には、自信を持って語れるものがない。これもめっちゃコンプレックス。

だから、私は怒れるようになりたい。
怒れるくらい何かを愛して、欲しがりたい。

そのためにはまず、意識して自分に「心の余白」を作ってやる必要がありそう。「やらなきゃ」から物理的に距離を置いて、自分の中の好きとか、面白いとか、やりたい、知りたいの芽を取りこぼさないように拾ってあげたい。

見つけたあとにどうすべきかを考えて、実行するのはかなり得意なはずなんだ。根がクソ真面目なんで、やるべきことをやりきれる自信だけはある。マジでなんでもやる。

だから、まずは「やらなきゃ」から物理的な距離を置くことと、何かを好きだ、欲しい!と思う練習をしようと思います。愛することは訓練の必要な技術なんだぜって、エーリッヒ・フロムも言ってた。

だからこの週末は、ひたすらエンタメコンテンツに溺れるんや……!
そして何が面白いと思ったかをきちんと書いておいて、忘れないようにするんや……!  

今夜は、いま何が気になるか?に集中して、 
溺れるコンテンツに狙いを定める時間にします。
孤狼の血は絶対に観るぞ……!(できれば1も復習したい)

任侠モノに惹かれやすいのは、彼らの欲望に対する素直さと、感情を爆発させる様に憧れているからかもですね。

では、今日もおつかれさまでした!





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