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「甘酸っぱい:새콤달콤」感想

こちらの記事はネタバレを含みます。
まだご覧になられてない方はお気を付けください。

あらすじが気になる方はこちらを先にご覧ください。

この映画は乾くるみさんの小説「イニシエーション・ラブ」が原作となっています。
映画も小説もはるか昔に読んだことがある気がするけど、ほとんど覚えてなかったけど、韓国映画のランキングでもわりと上位に出てくるし、聞いたこともあったので気になって映画を見ることにしました。

最初はわりと普通に恋愛ものかという感じで、失礼だけど恋愛関係になるには、イ・チャンヒョクとダウンのビジュが釣り合ってなくて(そういうのは他人が決めるものでもないし本人の自由だとは思うけど)、この女訳アリだなと勝手に思ってました(笑)
退院後のチャンヒョク結構やばくない!?電話番号片っ端から掛けてるとこなんて、暗証番号解くとかのシーンでもここまでやらないぞ?って思いましたね。
電話きて、再会することになるのもすごいし、まあダウンは弱っていたからなんだろうけど、電球変えてくれて泣いてたのもまあまあやばいなと…
付き合って(?)早々に済州島に行くには、そんなに愛が深そうな感じもしなかったけど、空港で会ったときの2人を見たら、まあこれから愛が深まっていくのかなと。そのあとのシーンのチャンヒョク、痩せる努力をしたにしても、かっこよくなりすぎだろ!というツッコミを入れずにはいれませんでしたね~

その後の2人の関係はというと、チャンヒョクは仕事が忙しいにしても、あんなに好き好きって感じがこんなに変わってしまうのかと思ったし、ダウンもダウンで、別に自分が会いに行くわけでもないし、ごみ捨てしてとか電球かえてとか自分でやれないのかという感じもしたけど。
残業終わりにあんな大渋滞の中会いにいくのそりゃ疲れるでしょ。でもダウンも言ってたけど、家ついて疲れたしか言わず、すぐ寝るなら会う頻度減らせばいいだけだし、それでも会うことに意味があるみたいなこと最初は言ってたけど、私は意味ないと思いますね。そんな彼女に嫌気がさしたのか、結局週末だけ会うことになってたし、近くにいるきれいな同僚に心が揺らいでたし。

極めつけは、ショッピングデートした時のチャンヒョク。もう最悪でしたよね。人混み疲れる。買いたいものはネットで頼め。ご飯食べて家帰ろう。で、ドライブスルーでカップルセット。これについては安いものだと嫌がる女論争が始まりそうなのでなにもいいません(笑)
ついには、ダウンの名前を間違える。そのまま家にダウンを降ろしてすぐに去る。これで別れた感じになったけど、プロフィール写真とかつぶやきみたいなのずっと気にしてて、約束してた「クリスマスは済州島旅行」で忘年会抜け出し、空港へ一目散に向かう。これで再会して、よりを戻すのか~とのんきに構えていたのもつかの間…

ここで大どんでん返しでしたね。
空港で待っていたダウンを見つけて駆け寄るも、ダウンが笑顔で見つめていた相手はイ・チャンヒョクだったんですね。

ここまで読んで、えっ?ってなりますよね。
チャン・ギヨンが演じていたチャンヒョクは、イ・チャンヒョクではなく、チャン・ヒョクだったんです。
大企業に派遣に行ったときの挨拶で、イ・チャンヒョクですかって言われてえーっと、チャンヒョクです、みたいなやり取りはあったものの絶妙な感じでスルーされてたので気付かなかったですよね。
そこからは、それまでの答え合わせのようなシーンが続きます。
イ・チャンヒョクのことをヒョクオッパと呼んでたのも、呼び方を間違えないようにするためだったとか、しばらく病院に姿を見せなかったのも子供とお別れしたからだとか、電球変えてくれて泣いていたのも自分のためにやってくれる人がいるんだという思いからだとか、そういうことだったのかとなりました。

ただ!私は!なんだこの女は!と思いました(笑)
空港でチャン・ヒョクを見た後のダウンは、イ・チャンヒョクと旅行に向かおうとするも、ずっと浮かない顔してるし、キャリーケース重いからもってとか、なんだかわがまますぎてちょっと無理でしたね。

会社にいた謎のおじさんもなんの役割だったのか、忘年会に再び戻ったチャン・ヒョクもボヨンとどうにかなろうとするもそこまで考えてないと言われ終わりを迎えます。

共感できる~、あぁ~いい結末だったなとはなりませんでしたが、ストーリーとしては面白かったです。


最後まで読んでくれてありがとうございました!!!これからも誰かのキッカケになれるよう頑張りますのでよろしければお願いします◎