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HSPはコンフォートゾーンの抜け出しすぎに注意。自分のための「聖域」を守り抜こう
こんにちは!
きょうはHSPの方にとってのコンフォートゾーンと聖域についての話をしようと思います。
私は内向的なHSS型HSPですが、刺激を求めて外に出ます。人と話すのも好きですが、刺激を受け取る量が多いのですぐ疲れます。そして1人の時間で回復しています。
みなさんは毎日どれくらいの新しい刺激を得て、自分だけの空間や時間をどれだけ守っていますか?
コンフォートゾーンを抜け出すのが良い?
よく「成長するためにコンフォートゾーンを自ら抜け出さないといけない」なんて言われます。
コンフォートゾーンというのは、自分にとって快適な空間のこと。馴染みがあって、いつも会う人やよく行く場所のこと指します。落ち着けて安心できる場所のことですね。
快適な空間ばかりにいると、新しいことや刺激もなくて成長がなくなってしまうよ、だから外に出て新しい体験をしようね!というわけです。
私もこれは常に意識していて、普段通らない道をあえて通ってみるとか、降りたことない駅で降りてみるとか、行ったことのない店に入るとかよくします。
少し店員さんに話しかけてみたり、新メニューを食べてみたりだとか。
ただ、HSPで感覚が繊細な人にとってコンフォートゾーンを抜け出しすぎることは、刺激過多になり自分を犠牲にする一因になってしまうと感じます。
HSPはコンフォートゾーンの抜け出しすぎに注意
毎日毎日、新しいことばかり体験していると本当に疲れますし気が休まりませんよね。やったことのない作業や行動は頭を疲弊させていきます。
HSP気質のある人は、コンフォートゾーンを抜けるのは1日1回でも十分なのでは、と思っています。
いつもと違う時間に外に出るとか、いつもと違うルートを行くとか、それくらいでもいいと思います。
仕事や家事の作業の手順を変えてみたり、順番を入れ替えたりもいいですね。
HSPの方は1人の時間がとても大切だと思います。疲弊しやすい心や体を回復するためには、普通の人よりずっと自分1人の時間が必要です。
刺激を受けた心身を処理して整えるための大切な時間です。もちろんその中には睡眠時間もあります。
あなたには毎日1人だけで過ごし、好きなことに自分のペースで向き合う空間はあるでしょうか?
HSPには必ず守らなくてはいけない「聖域」があるのです。
あなたに「聖域」はありますか?
コンフォートゾーンは空間のことを指しますが、ここでの「聖域」はじぶんのためだけの空間・時間・体力・お金を指します。
人には快適な空間だけでなく、無意識に当たり前で抜け出すはずがないと思っている空間や時間・体力・お金の使い方があります。
自分を犠牲にしながら、他のことを優先していると、この聖域はどんどん侵されて無くなってしまいます。
そうするとHSPの繊細さんは、回復することができずにどんどん疲弊していってしまうのです。
まずは空間について考えてみましょう。あなただけの場所や物はありますか?自分だけの部屋やノート、食器や好きなものだけを並べる棚などはあるでしょうか?
次に時間についてです。あなただけの好きなことができる時間はありますか?例えば、料理をする、日記を書く、漫画やアニメに浸る、花や植物に水をやる、掃除をする…などがあるかもしれません。
そして体力です。好きなことに専念できる体力が毎日ありますか?仕事や他人のためではなく、自分のためだけに使っている労力がありますか?
最後にお金。ずっと欲しかったもの、いつも気になるもの、本当は欲しいけど見てみぬふりをしているものはありませんか?手に入れるために調べたり、どうすればお金を工面できるか考えたことがありますか?
もし、自分のためだけの聖なる空間・時間・体力・お金がたっぷりあると感じられないのなら、あなたがあなたのために考え行動してこれから作ってあげれば大丈夫です。
HSPは自分だけの聖域を作り守り抜こう
コンフォートゾーンを抜け出すことは確かに大切ですが、それよりもまずは自分の聖域を守ることが大切です。
新しい刺激を受けても、回復し整理するタイミングが無ければ傷がついていくばかりになってしまうからです。
自分にとって快適で好きで落ち着くことをやる聖域を大切にすることで、受けてきた多くの刺激を落ち着かせ整理することができます。
私自身も、必ず毎日1人の時間と空間を作り、自分のためだけに行動する体力を残しています。そして自分の喜びのためだけのお金を使えているか、確認するようにしています。
自己中が悪いことだと思われがちですが、自分を大切に守れない人が周りを幸せにし続けられるでしょうか。
繊細で人一倍優しく周りが見えるHSPだからこそ、その才能を活かすには刺激から回復し癒す時間が大切なのです。
ぜひ自分だけの「聖域」を守りながら、たまにコンフォートゾーンを抜け出すようにしましょう!
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