あきおの部屋 Vol.1 ~《ティムナ》&《クラム》~
Intro
秋風「皆さんこんにちは。『モダンホライゾン3(MH3)』環境のcEDH、楽しんでますか?」
秋風「実績も無いのに声だけデカいガキこと、秋風です」
秋風「今回から始まりました、ずばり『あきおの部屋』!」
秋風「その昔レガシーのデッキ解説記事であるところの『のぶおの部屋』という企画がありました」
秋風「この企画はそのパク……リスペクト企画です。趣旨は同じく、cEDH環境でそのデッキのスペシャリストにインタビューしてデッキの解説をしてもらっちゃおう!ということになります」
秋風「記念すべき第1回のゲストは、7/7に開催された日本選手権で見事優勝を果たしたタカハシ~」
タカハシ「どうもどうもw」
秋風「まずは優勝おめでとう。お前強すぎるよ」
タカハシ「ありがとう!素直に嬉しいね!まさか優勝できるとは本当に思ってなかったから」
秋風「またまた。前日は俺等とやって全勝だったし、波には乗ってたんじゃないの?」
タカハシ「いや、アレは秋風さん達が不慣れなデッキ使っているところに俺だけ慣れてる《ティムクラ》だったからミス無くて勝てただけで、順当に行ったら俺は1勝しかできなかったと思うよ」
秋風「とはいえ、俺達が見限った《ティムクラ》であそこまでの出力を出せるんだから大したもんだよ」
タカハシ「まあねw」
1.環境分析
秋風「前置きはこれくらいにしまして、早速デッキ解説の方に行きましょう。今回、MH3環境に向けて《ティムクラ》を大幅アップデートしたって認識なんだけど、合ってる?」
タカハシ「そうだね。前に何処かで言ったと思うんだけど、MH3以前の《ティムクラ》って98枚くらいもう固定だったから、あんまり弄るところがなかったんだよね。それが今回環境が大きく変わって、それに適応するために弄ってたらこれまでに無いくらいの変化はあったかな」
↓MH3前
↓MH3後
秋風「確かに。俺も前環境では《ティムクラ》擦ってたからわかるけど、本当に弄るところ無いんだこのデッキ。それがこれだけ大幅に変わるってことはやっぱり環境の変化は大きかったわけだ」
タカハシ「大きいね!でも、秋風さん達が思ってるほどは変わってないってのも感じたよ」
秋風「というと?」
タカハシ「秋風さん達は『EDH4.0』だ!って言って大騒ぎして、《有翼の叡智、ナドゥ/Nadu, Winged Wisdom》を軸にしたメタゲームを考察して即座に有効なデッキを洗い出していたよね」
秋風「うん。所謂『ナドゥステラグリク』の三強ってやつだよね」
タカハシ「俺も初めはそう思って、実際《ナドゥ》対面で《ティムクラ》はキツかったし、デッキを変えようと思っていたんだ」
秋風「へー。やっぱり《ナドゥ》?」
タカハシ「初めはね。でも全く勝てなくて!飲酒鯖で7連敗くらいして、俺には向いてないなって思っちゃったよw」
タカハシ「あと、ちょうど俺が使い始めた頃に秋風さんの記事とえんぞーさんの記事が出ちゃって、《ナドゥ》へのヘイトが異常に高い時期だったってのもあるかな」
秋風「その件は正直すまんかったと思ってる」
タカハシ「それはいいよw で、やっぱり環境に合ってるデッキの中でも自分に合ってるデッキを使うほうがいいな、と思って使ったのが《鋭い目の航海士、マルコム/Malcolm, Keen-Eyed Navigator》+《激情の薬瓶砕き/Vial Smasher the Fierce》だね。俺にはやっぱり《リスティックの研究/Rhystic Study》と《神秘的負荷/Mystic Remora》が無いと!」
タカハシ「で、今のリストだともう戻ってるんだけど、初めは《ナドゥ》と《破天荒、ステラ・リー/Stella Lee, Wild Card》に対して何もしないから《フェアリーの黒幕/Faerie Mastermind》と《オークの弓使い/Orcish Bowmasters》を抜いていたんだよね」
秋風「そうだね。それは俺等が結構色んな人に言ってた気がする。《オーク》と《黒幕》はもう何にもしないから抜け!って」
タカハシ「それで、6/16の晴れる屋渋谷店の《宝石の睡蓮》争奪統率者に出たらびっくり!全然環境変わってないんだ!」
秋風「実はMH3発売週だしな。俺等はスポイラーが出た時点からデッキ作ったり練習してたりしたからもう2~3週くらいは《ナドゥ》を使っていたけど」
タカハシ「これなら《ティムクラ》持ってくれば良かった!って思ったよねw《オーク》も《黒幕》も要るじゃん!って」
タカハシ「とにかく、秋風さん達は早すぎたんだよね。やってることは間違ってないと思うけど、早すぎるが故に身内メタみたいになってしまった。世の中は思ったより変わってなかったから、《ティムクラ》でも行けそうだなって思ったのはこの時かな」
※なんだかんだといってタカハシはこの渋谷高額争奪でも決勝まで進んでいる
2.デッキ解説
構築方針
秋風「なるほどね。それでチューニングしたのが今回のティムクラというわけか」
タカハシ「そうなるね」
秋風「チューニングの方針としては、どういうものを想定した?」
タカハシ「さっきは環境があんまり変わってないって言ったけど、やっぱり『ナドゥステラグリク』の3デッキが頭抜けて強いっていうのは事実だから、これら3つに有効にするために全体的に速度感をアップする方向でチューンしたかな。具体的には、早い段階でどうマナを伸ばすかってことにフォーカスしたね。代わりにこれまでのミッドレンジ環境で強かった、ゆっくり構えるようなカード・ゲームをスローダウンさせるためのカードを抜いたって感じかな。もう間に合ってないんだよね、この辺のカードは。とはいえ《ティムクラ》の丸さは捨てないようにって感じかな」
秋風「一番意識はしたけど、寄せすぎず、ってことかな」
タカハシ「そうだね!やっぱりマリガンである程度卓に合わせて手札を寄せれるのが《ティムクラ》の強みだと思ってるから、デッキ構築の段階ではできるだけ丸く組んで、プレイとマリガンで寄せていくほうがうまくいきやすいとは思うよ」
《ネクロポーテンス/Necropotence》と《忠実な弟子/Loyal Apprentice》
秋風「まずこのリストを見たときパッと見気がついたのは、《忠実な弟子/Loyal Apprentice》が抜けてることだよね。マジで最強カードだと思ってたんだけど」
タカハシ「《弟子》は強いよ。でも役割的には《ネクロポーテンス》と同じなんだよね。要はリソースをグッと伸ばすカード。もともと俺は《ネクロポーテンス》が苦手で、その枠を《弟子》にしてたっていう経緯があるからこの入れ替えについては割とすんなり行ったかな」
秋風「《ネクロポーテンス》苦手なの俺もわかるな……」
タカハシ「あと、《ティムクラ》ってマナが伸びにくいっていう特徴……というか欠点があるから、一気に10枚も20枚もカードをもらってもあんまり使い切れないんだよね。その点《弟子》は盤面を作りながら、毎ターン少しづつカードを供給して構えやすくしてくれる。ミッドレンジゲームで最強だったんだよね」
秋風「盤面が作れるっていうのは大きかったよね。《秘密売り、ティヴィット/Tivit, Seller of Secrets》に対してブロッカー要因としてサーチしてまで持ってくることも多かったのを思い出した」
タカハシ「あったあったw でも今は環境が高速化しているからどこかで差し込みにいかないといけなくなった」
秋風「《弟子》じゃ間に合ってないってこと?」
タカハシ「そうだね。グリクシスの仕掛けを皆で弾いたあとのタイミングにサクッと差し込めるカードが欲しかった。そこで白羽の矢が立ったのが《ネクロポーテンス》だね。《暗黒の儀式/Dark Ritual》《陰謀団の儀式/Cabal Ritual》との相性の良さもあって置きやすいのが良いね」
タカハシ「あと、《ネクロポーテンス》を採用することによって、『ナドゥステラ』環境における、あるアクションが後押しされるっていう副次効果にも気がついたんだよね」
《風に運ばれて/Borne Upon a Wind》と《出現領域/Emergence Zone》
秋風「副次効果?」
タカハシ「《ネクロポーテンス》を採用する以上セットで《風に運ばれて/Borne Upon a Wind》と《出現領域/Emergence Zone》を採用すると思うんだけど、これが『ナドゥステラ』卓でいい効果を発揮するんだよね」
秋風「というと?」
タカハシ「『ナドゥステラ』卓ってさ……なんにもしたくなくなるんだよねw」
秋風「えぇw」
タカハシ「《ナドゥ》のほうがマウントを取るスピードは圧倒的に早いし、そこで頑張っても《ステラ》に上から勝たれちゃう。だからなんにもやる気ないんだよね~」
秋風「でもなんにもしなかったら《ナドゥ》か《ステラ》の勝ちだよね」
タカハシ「そう!そこで《風》と《出現領域》の差し込み性能が役に立つってわけ。特に意識したわけじゃないけど、そういう意味でも《ネクロポーテンス》のプランは噛み合ってたね」
タカハシ「代わりに《魂の洞窟/Cavern of Souls》が抜けてるんだけど、無色土地をこれ以上許容できなかったってのが1点。もう一点は《堂々たる撤廃者/Grand Abolisher》が消えるようになっても、次のターンに上から勝てばいいから役割があんまり変わらないかなって思ったんだよね」
秋風「確かに、《撤廃者》が消えれば相手も安心するわな」
タカハシ「そういうわけで、今の環境ならこのプランが良いかな、って感じでした」
《ヨーグモスの意志/Yawgmoth's Will》
秋風「《ヨーグモスの意志/Yawgmoth's Will》も今となっては珍しいカードだよね」
タカハシ「これは《マル砕き》を使ってたときの知見なんだけど、このカード単純に強くない?w」
秋風「まあ、それはそうw」
タカハシ「現環境におけるティムクラの弱点をカバーする1枚だと思ったんだよね」
秋風「とおっしゃいますと」
タカハシ「ティムクラはマナが伸びないから1回仕掛けて止められたあとに、もう1回仕掛けるのが苦手なデッキなんだよね」
秋風「うーん、そうかな?《ティムナ》と《クラム》で比較的リカバリーは容易なイメージを持ってる人が多いと思うけど」
タカハシ「もちろんリカバリーは出来るよ?でもそれに時間がかかるっていう意味。前までのティムクラはだからこそ変なタイミングで仕掛けて卓の妨害を減らしてしまうことのリスクがすごく大きかったんだよ」
秋風「仮にブラフで仕掛けて、こちらが追いかけなかったとしても他のプレイヤーが卓の妨害が薄いと誤認して仕掛けてしまう、っていうパターンね」
タカハシ「そうそう、仮に生きて帰ってきたとしてもそのチャンスターンをうまく使えないんだよね。でも《ヨーグモスの意志》があればスピード感のある仕掛け直しができる」
秋風「《死の国からの脱出/Underworld Breach》行けないのは問題ない?」
タカハシ「それはグリクシスの時と一緒で《タッサの神託者/Thassa's Oracle》に行けばいいし、《ネクロポーテンス》の設置ができちゃえば次のターンに仕掛けられるし問題ないよ。あとは《最後の賭け/Final Fortune》を消された後に《風》から打ち直したりね」
秋風「環境の速度に追いつくためのリカバリー札と」
タカハシ「そういう役割もあるし、単純に打ち消された《リスティックの研究/Rhystic Study》とかを戻しなからフェッチも置き直すことができたり、2枚目の《セヴィンの再利用/Sevinne's Reclamation》としての役割も持ててかなりいいカードだなと思ってるよ」
《紅蓮破/Pyroblast》
秋風「攻めのカードは一通り見たから次は受けのカード、目立つところだと《紅蓮破/Pyroblast》が増えた?」
タカハシ「前は《払拭/Dispel》だったとこだね、昔は《ロフガフフの息子、ログラクフ/Rograkh, Son of Rohgahh》+《愚者滅ぼし、テヴェシュ・ザット/Tevesh Szat, Doom of Fools》とか《フェイに呪われた王、コルヴォルド/Korvold, Fae-Cursed King》とかを考えて《赤霊破/Red Elemental Blast》との2枚採用は弱いなと思っていたんだけど、流石に《ナドゥ》と《ステラ》のこと考えたら必要かなって」
タカハシ「一応言っておくと《リス研》《レモラ》は割らないかな」
秋風「出た出た」
タカハシ「他の人が出しておいてくれたほうが俺の勝率上がるからねw」
《ディープ・ノームの地形術師/Deep Gnome Terramancer》
秋風「こいつはおかえり枠ってイメージだな。昔は入ってたけど、最近抜けて、また戻ってきた」
タカハシ「やっぱ《ナドゥ》対面でめっちゃ誘発するのが偉いね。シンプルに土地が伸びるのは偉くて、《ティムクラ》は仕掛けるターンに手札を一気に使い切りたいからマナの数がやっぱり重要だしね。でも本音を言えば《威圧のタリスマン/Talisman of Dominance》にしたい」
秋風「やっぱり速度感の話?」
タカハシ「そうだね。世間がもうちょっとグリクシス!7ドロー!みたいな感じになるならタリスマンにしたほうが良いかな、とは思ってるよ。まあ本気でグリクシスに勝とうと思ったら自分もグリクシスを使うしか無いから、そうならない以上やっぱりキープで合わせに行く、自分のマリガンの腕を信じた形になるかな」
秋風「まあ《ティムクラ》ってデッキ選択がそもそもその意志の現れとも言えるしな」
《イーオスのレインジャー長/Ranger-Captain of Eos》
秋風「これは変更点ってわけじゃなくて単純に俺の疑問なんだけど、《イーオスのレインジャー長/Ranger-Captain of Eos》って使いづらくない?」
タカハシ「なんで?」
秋風「前よりポン置きのバリューが落ちたから。《ナドゥ》《ステラ》に対してあんまり有効じゃなくて、他のプレイヤーからしたら置き《沈黙/Silence》になっちゃって協力を得るのも難しくなったよね。なんか3マナの使いにくい《沈黙》以上の価値を見いだせないんだけど」
タカハシ「それで良くない?俺はもともと《レインジャー長》ポン置きのプレイは好きじゃないから、結構3マナの《沈黙》だと思ってたよ。クリーチャーだから消えにくいし」
秋風「まあそれもそうか……」
タカハシ「たまーにだけど《敏捷なこそ泥、ラガバン/Ragavan, Nimble Pilferer》とか持ってきて《弱者選別/Culling the Weak》の種にしたり出来るしね。ただ、前よりバリューが落ちたってのはそのとおりだと思う。でも抜くほどじゃないかな」
不採用カード
秋風「ここからは俺が気になった不採用カードについて突っ込んでいきます~」
・《ティシャーナの潮縛り/Tishana's Tidebinder》
秋風「《ティシャーナの潮縛り/Tishana's Tidebinder》は?《ステラ》にも《ナドゥ》にも刺さるけど」
タカハシ「重い」
秋風「そうなるよね~」
タカハシ「《ウェザーライトの艦長、シッセイ/Sisay, Weatherlight Captain》とか《舞台座一家の料理人、ロッコ/Rocco, Cabaretti Caterer》みたいなデッキには弱くなるんだけど、一回居ないことにした!w」
秋風「まあ《ステラ》《ナドゥ》にどうひっくり返っても勝てないしなそのへんは」
タカハシ「もし同卓したら横の人に任せるか、自分も2キルしちゃうようにマリガンするしかないね。配られた7枚からゲームプランを作るって感じ」
秋風「そこ選べるのもミッドレンジの強みだね」
・《敵対工作員/Opposition Agent》
秋風「じゃあ、《敵対工作員/Opposition Agent》は?グリクシスにすげーつえーよこいつ」
タカハシ「グリクシス居ないとき弱くない?どうするの?ぎゃすたさん(※)とかとマッチしたとき」
※第4期統率者神のエドカスさんのこと
秋風「全然ぎゃすたさんのフェッチに撃つ」
タカハシ「www」
秋風「エ虐が板」
タカハシ「冗談はさておき、《敵対工作員》って退かすタイミングがすごくシビアなカードだからさ、周りの実力次第でブレがすごく大きいんだよね。しもっちさん(※)とかそのクラスのプレイヤーでもここミスって負けとかよくある」
※ログテヴェとサーダで神決予選抜けまくってる人
タカハシ「そういうブレが嫌いで俺は入れないかな。海外だと盤面に置けないカードは全部7ドローで流れちゃうから流行ってるみたいだけど」
秋風「日本はそこまで7ドロー流行ってないしな、納得」
・全体除去枠
秋風「今回のチューンの犠牲になった全除去枠だけど」
タカハシ「いやー本当は入れたいよ?もともと抜くたびに戻してたくらいあるのと無いのとじゃ大違いなカードだし。《精霊の魂、アニマー/Animar, Soul of Elements》とか《トレストの密偵長、エドリック/Edric, Spymaster of Trest》とかいるし」
秋風「使用者の顔が浮かぶな……」
タカハシ「ただ今のメタはもう全除去撃つくらいなら勝ちに行け!って感じだから今回は無し!強いて言うなら《風》とかに枠を譲ったイメージかな?」
秋風「前寄せチューンの結果、と」
タカハシ「まあそういうこと」
3.ニッセンの空気感
秋風「デッキについて聞きたいことはだいたい聞けたから、次はニッセンの空気感について聞いてみたいんだけど、実際《ナドゥ》ってどうだった?」
タカハシ「ヘイトやばかったね。とりあえず《ナドゥ》殺せ!って感じだった。こっちに除去飛んでこなくて楽だったよw」
秋風「うわ~やっぱりか。皆えんぞーさんの記事読んでないんだな……」
タカハシ「まあ《ナドゥ》側の人のプレイも全体的に良くなかったね。《天光を求める者/Seeker of Skybreak》置いてエンド、《手甲/Shuko》置いてエンドとか。そりゃ除去吸うよって感じ」
秋風「そもそもヘイト買う動きしまくってたのか。それならしゃーないか……」
タカハシ「そもそもまだMH3出てから1月経ってないからね?練度低いのもしょうがないよ」
秋風「それもそうかもしれない(感覚麻痺)」
タカハシ「まあその上で《秘密売り、ティヴィット/Tivit, Seller of Secrets》には《大梟の小夜曲/Strix Serenade》が入ってたりとか、多少《ナドゥ》意識のカードが増えてるなーとは思ったけど、まあそれ以外はそんなに変わってないよこのゲーム」
秋風「もーちょっと色んなフィールドでやるべきだなー、俺も」
タカハシ「そうだね」
4.今後のティムクラ
秋風「まあ俺等が勝手に4.0の幻影を追いかけてたのはよーくわかった。そのうえで、今後はどうなっていくと思う?」
タカハシ「ニッセンってリスト公開されると思ってたから自分からリスト出しちゃったんだけど、特に公開とかなさそうだよね?じゃあリスト出さなきゃ良かった!とは思ってるよw」
秋風「おいおいw」
タカハシ「もう公開しちゃったものは公開しちゃったから良いとして、今後は《ティムクラ》も見られ方が変わってくるよね。俺が公開したリストが皆にとってのスタンダードになる」
秋風「確かに。受けの《沈黙/Silence》に対して常に《風に運ばれて/Borne Upon a Wind》を疑われるようになっちゃうな」
タカハシ「まあそういった世間からの見られ方に応じて更にチューニングを重ねていくのが面白いよね!《風》も《ネクロ》も実は無いよwとか」
秋風「タカハシらしい意見だ」
タカハシ「もっと皆がチューニングしたデッキを見てみたいから、俺の言ってることが絶対正しい!と思わずにどんどん色々試してみて欲しいと思ってます。それに対しての相談とかには飲酒鯖で話しかけてくれれば全然答えるので!」
秋風「頼もしいね」
タカハシ「でも俺は人の相談乗るのあんまり得意じゃないから秋風さんのほうがいいかもw」
秋風「おいw」
Outro
ということで今回はインタビュー形式でタカハシに《ティムクラ》の解説をしてもらいました。
もともとは飲酒鯖で雑談をしているときに『のぶおの部屋』をパクった企画をやりたいなと思い、雑談のノリでニッセンのリストについて聞いたときのメモがこの記事の元になってます。
自分が気になっていることを聞きつつ、それを皆さんにも共有できるこの形式はかなり優れているな、と感じたので、今後も協力してくれる人がいればやってみたいですね。
今回はこんなところで、いつも通り疑問、質問、いちゃもんは僕のX(旧Twitter)まで。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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