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1歳児は条件のいい日に園外保育です

 保育所シリーズ。1歳児と言えど園外保育をさせたい、しかもバスで。

 通園バスが子ども18人乗りとちょうどいいのです。ほとんどの子どもが歩いていますから、座っていることもできます。歩けない場合は職員がおんぶということもありました。

 外の景色を見ながら15分程度を楽しみます。そして公園で遊んできます。子どもたちの笑顔がうれしいのです。

 おたよりで書いたものです。こんな姿でした。

 ひよこ組(1歳児クラス)と河北中央公園に行ってきました

 ひよこの子どもたちと河北中央公園に行きました。

 この時期に、連れて行くことができるのは、条件が整った時だけです。それがばっちりでした。
 他のクラスの子どもたちが、行って良かったということが、まずあります。でも、天候が大きく左右されます。暑くても寒くても連れて行くことができません。ちょうどいいというだけです。

 これから先は、またわからないだろうと思い、急きょ連れて行くことにしました。天気がいいものの、さわやか。石のところで歩かせたかったということがあります。

 まだまだ、遊具で楽しく遊ぶという年齢でもありません。大きなすべり台はまだです。だから、ちょうどいいところがあまりありません。

 昨年は西根公園がバスデビューでした。でも、今年は、河北中央公園がバスデビューとなりました。

 はじめてバスに乗ると泣く子どもが多いのです。どこかに連れて行かれると思うのでしょうね。2名の子どもが少しだけ。でも、バスが出発すると大丈夫。泣きやみ外を眺めていました。

 バスの乗り降りは自分でします。乗せてあげることはありません。自分でステップを乗ったり降りたりします。それも大事なことと思っています。自分でできることは自分でやってもらいます。それが慣れてくると、自分の好きな席に座り、待っていることができるようになります。

 自分で降りるのは難しいです。まだ、前から降りることができません。後ろに向き直して降りることになります。それでも、待っているようにしています。それが大事だと思っているからです。

 先頭は私。大きな石の前まで子どもたちを誘導しました。声をかけるとついてくる子どもたち。たくさんのこいのぼりを見たくて行ってしまう子どももいましたが、とりあえず、記念写真を撮りました。なかなか、ひよこ組の記念写真は少なくなります。

 その後、持って行ったおやつを食べました。バナナとジュース。バナナは、いつも給食では残す子どもも、食べていたということ。そして、ジュースを飲んで、いざ、出発。

 子どもたちは、石の間を歩き回ります。私がちょうどいい石を見つけて、登るように声をかけると、そこに登るという感じ。これが、結構みんな登ろうとするんですね。やっと歩くようになった子どももいますが、しっかり歩けていることにうれしく思いました。

 そして、石の上にも登ろうとするのです。子どもたちですから、低いのですが、子どもにとっては胸までありますから、大人として考えると相当大きいということになります。それに挑戦する子どもたち。こうしたしっかりした石、適当な大きさの石がたくさんあるからできることだと思っています。

 石の間を歩き回り、石が埋め込まれたコースを歩きました。これも、凹凸があり転ぶかと思いましたが、転ぶ子どもはいませんでした。良かったですね。ひよこの子どもたちの定番となりそうです。

 その後、たんぽぽで笛を鳴らしたのですが、それが好きらしく、私のまわりに子どもたちが集まってきました。たんぽぽのくきで音が出るのが不思議らしく、目を真ん丸にして見ているのです。
 自分もやりたいと、私の口もとから取って、自分でしようとする子どもも。ならないとわかると、声を出して音を出しているのです。これがおもしろかった。これまでにない経験でした。音が出るものに興味があるようでした。

 しばらくしたあと、持って行ったジャグからお水を飲んで、バスに乗り込みました。バスに乗り込むのが早かった。バスに乗ることがわかり、一直線でした。楽しく行ってきました。

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