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節目に感じる不安のための相談会です。


障害者手帳がなくてもお申し込みいただけます。

2月も終盤。
3月は卒業シーズンです。
この3月という季節は、学校の卒業や仕事の年度末の区切り、と
節目の月という雰囲気が感じられます。
この節目で、独特のご相談があるように思います。
全員ではないですが、何人かの方が
「こころがざわざわする」
と表現されるのをお聞きします。

私の知人は、誰もが知っているに違いない大きな銀行に勤めてしっかり
仕事をしていますが、
「学生はうらやましい、4月に確実に前進する。
自分はただ漫然と生きて日々過ごしているだけだ」
といいます。

以前大学の相談室に勤務していた時、学生さんたちのこの時期の相談は
・1年何もしないまま、4年生になってしまう
・進級したけど何も変わらない
・単位はとれているから学年は上がっていくけど、毎年先が不安すぎる
と伺いました。

ざわざわの中身は、その方それぞれで、
・何もしないでまた一年が終わる
・新しいことを何もはじめられない
・他の人たちは1年で何かなしとげた
・他の人たちは新しい何かを始められる
・何も決めることができなかった
・何も成長しなかった
・他の人たちは目標をたてて次々進んでいる
・他の人たちは苦しいことがあっても乗り越えている
などなどなど

自分を取り巻く自分以外の社会のカレンダーは、
私たちそれぞれが抱く4月のイメージにそってめくられており
自分はそういう社会のカレンダーをめくった先に現れる4月の
中にはいない、と考えていらっしゃるのかなと思い、そのもやもやの
時期のお話しを伺って話し合っています。

3月、4月のもやもやの中には、ご自身の今後を考える上での、今まで
しらなかった考え方に気づくことで、不安が少なくなったり、
しらなかった社会の制度や民間の場所を利用することで、
それこそ新しい世界との出会いになったりすることで
解決する場合があります。

もやもやのお話を伺う時、私自身も毎年そう思っていると気づきます。
もやもやするという気づきは、先のことを考えているからで、
先のことを考えていることは、それがまだ実行の時期になっていなくても
一歩づつ歩いている、と私は思っています。
そうしたお話を聞かせてくださる学生さんたちや
ご相談をお受けする方々こそ、間違いなく私たちと出会う前の場所からは
かなり遠いところまで歩みを進めていらっしゃることがわかります。
自分の歩みを第三者に確認してもらう場所としても、
相談会にお越しください。

ご家族様のご相談も、しっかりお伺いいたします。
相談会のご予約はご案内の通りです。
障害者手帳がなくても相談会にお越しいただけますので
お気軽にお申し込みください。

アクセスジョブ浦和
048-767-7805
「相談会の申し込みです」とお伝えください。