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AJSインターンOGインタビュー#2 小林沙衣さん「チャンスが多いAJSインターン」

OB・OGインタビューでは、日米協会インターンを卒業し、社会でご活躍されているOB・OGの皆さんにお話を伺います。
今回は、2020年に日米協会インターンをご卒業され、現在は外務省に勤務されている小林さんにインタビューを行いました。第2弾となるこの記事では学生のみなさまに向けて、「日米協会での経験から得たことや卒業後のキャリアなど」を中心にお届けいたします。

**PROFILE**


小林沙衣さん
◎勤務先:外務省
◎大学:慶應大学 法学部(2020年卒業)
◎2016年より、日米協会学生インターンを務めた。

AJSインターンを始めた経緯を教えてください

私は学生時代、いつも1年ごとに自分がどういう年にしたいのかの目標を立てるように心がけていました。大学1年目は授業やサークルの英語ディベートに励んでおり、大学2年目に学外での活動に力を入れようと思い、特に高校時代にアメリカに短期留学をした経験から日米関係に関心をもっていたため、日米協会でインターンをすることに決めました。

AJSインターンから得たものは何ですか?

主に3つあります。

1つ目は、チャンスです。日米協会のインターンは他では得ることができない機会にあふれています。藤崎会長も普段からおっしゃられていますが、本インターンの意義の1つはこうした機会を存分に活用することにあると思います。実際、私は大学時代にワシントンD.C.とカリフォルニアに留学した際にインターン等で日米協会や藤崎会長に御助力いただきました。

2つ目は、人とのつながりです。例えば、日米協会では年に数回、現役のインターン生とOB・OGが交流する溜池会が開かれます。溜池会に参加することで、インターン卒業後も日米協会のコミュニティーで自分と異なる職種の方々と定期的に触れ合うことができるのは大変意義深いことだと感じています。

最後に、インターンでの経験は社会人になってからの仕事にも活かされていると思います。私が日米協会にいた時にインターン制度刷新を行ったのですが、目的を考えながら一人一人の興味に合わせて制度を調整し、よりよいものをつくっていった経験は特に印象に残っています。

外務省志望理由と現在のキャリアについて

私の場合、はじめから希望の就職先を外務省に絞っていたわけではありませんでした。就職活動をしていく中で、将来同僚になるだろう方々や視野が広く視座の高い仕事、さらには留学制度などに魅了されて最終的に外務省を志望することにしました。

現在はアメリカにあるジョージタウン大学のロースクールに留学しており、主に国際経済法や貿易・投資政策を学んでいます。ロースクールでは他にも模擬裁判や教授のリサーチ・アシスタントなどをすることで最先端の議論や同様の関心をもつ教授や仲間との時間を楽しんでいます。

学生に向けてメッセージをお願いします

大学時代はいい意味で大変自由がきく唯一の時期です。と同時に、だからこそ、自分の価値観を滋養できる大切な時期だと思います。社会に出るとどうしても活動範囲や自由な時間が限られるので、学生のうちに目的をもって経験を積み、多くの人と交流するとよいと思います。学生時代の友人や知り合いは在学中のみならず卒業後も新たな視点をもたらしてくれ、それによって自分の人生の視野を大いに広げることができます。

また、敢えて言うとすれば、大学の授業も大切にしてほしいと思います。(海外留学を考えられている方はGPAが重要です!)し、私にとっては5年間常に学生生活の中心にあり、自分の興味関心を磨き一生の友人と出会う貴重な時間でした。大学生活をぜひ全力で楽しんでください。