GW あそこに行かずとも、ここで十分!【国営昭和記念公園のネモフィラ】
ネモフィラ、あきらめないで・・・
テレビをつければ、どこもかしこも、円安を享受する外国人客で溢れかえる観光地の「オーバーツーリズム問題」、そして渋滞情報ばかり。ゴールデンウィークは何も計画を立てなかった・・・でも、天気もよいし、やっぱりどこかに行きたい!本当は茨城県「ひたち海浜公園」のネモフィラ見たいけど、渋滞はイヤだし・・・そんなあなたに、十分広大で美しいネモフィラ畑が見られる、おすすめの場所をご紹介しよう。
新宿から30分で着く、オアシス
それは、新宿から電車でわずか30分で着く、立川市と昭島市にまたがった面積1,600平方キロメートルもある大公園、「国営昭和記念公園」だ。
四季を通じて様々な植物が楽しめる。秋のイチョウ並木も定番。ちなみに、旧日本陸軍、戦後は米軍の立川飛行場跡に1979年に設立された国営公園だ。隣は今も自衛隊の立川駐屯地があり、時折ヘリコプターが離着陸する光景も見られる。
園内は、レンタサイクルで
立川駅から降りて歩いて、公園の立川口から入るのもよいが、立川の次の西立川駅なら、改札を出たらすぐに公園の西立川口。早くネモフィラを見たい人はこの入園方法がよいかも。園内は相当広大で歩き疲れるので、レンタサイクルがおすすめ。カップルや親子連れには二人乗りの「タンデム」もある。
園内、自転車は自転車専用道路を走る。ところどころに、ヨーロッパの道路のようなロータリー式の交差点が。あまりに広くて行き先がわからなくなり、くるくるロータリーを回ったりしてしまうが、それもまた楽しい。
”目に沁みる”新緑
そして、今は、何より新緑が美しすぎる。よく、新緑が「目に沁みる」という言い方をするが、その表現がぴったり。雲ひとつない青空に、あまりに鮮やかな新緑は、文字通り「目に沁みる」ようだ。鮮やかなピンクのツツジも最高!
そして、園の一番北側の出入り口、砂川口(砂川、と言えば、”砂川事件”を思い出してしまったのは職業病かな笑)の近くにある駐輪場に停めてから、数分歩く。
180万本のネモフィラ
すると、そこには、お目当てのネモフィラ畑が広がっていた。
私は今回初めて来たが、その規模と美しさは予想を超えていた。
全部で180万本だとか!
ネモフィラ界の女王格「ひたち海浜公園」は、530万本だというから、規模でこそ3分の1ではあるが、都心にこんなに近い所で、これだけのネモフィラ畑が広がっているとは。十分満足できる。
そして、訪れた人たちを楽しませる、さまざまな工夫も嬉しい。
行ってみたくなった方は、ぜひ。
公園のHPには「見頃”後半”」とあったが、5月3日現在では、まだまだ綺麗でしたよ!
(参考:園内の自販機は売り切れも多く、アイス等の販売車の前には長い行列もできるので、熱中症予防対策も忘れずに)
Baby Blue Eyes
あっ、最後にひとつ勉強を。
ネモフィラは、英語ではnemophila だが、"baby blue eyes"というのだそうだ。
ちょっといい、ネーミング。
中国語では? 調べてみると・・・
门氏喜林草? 粉蝶花?
いろんな言葉が検索で出てきたが、実際どれが使われるんだろう。門氏というのは、だれか発見した人の名前??ご存知の方、ぜひ教えてください!
https://baike.baidu.com/item/门氏喜林草/10682347?fr=ge_ala
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
AJ 😃
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