私は自分と他人をよく比べたがる、らしい。ある人からそう言われた。もっとあなたらしくていいのに、とも言われた。なに言ってんだこいつ、と思った。 私らしい、ってなんだろう。私が私らしく思うことと、他人が私を私らしく思うことは違う。その人は、その人の思う私らしさを求めているのではないか。私という確固たる（さらに言えばその人が求める姿に近い）何かを見せて欲しかったのだろうか。 私は確かに他人と比べることがよくある。自分の起こした行動に「あれ、これってみんなやってること？」と確かめ
窓を開けるのにいい季節だ。 開けていても寒くないし、暑くない。湿っていないし、風もそんなに強くない。春よりも秋の方が開けやすい。 夜の間、もやもやとなにかが部屋を巡ったあとの色付きの空気みたいなものを入れ替えるために、朝、窓を開ける。そして、忘れる。家にいる時は、そうだそうだと思い出し夕方に閉めるが、出かけてしまったりしては一日中窓を開放していることになる。不用心だが、秋晴れの日にはそれが許される。誰か入ってきたとしても、なんだか仕方ないな、と思える。 雨の日には少しだ
私は、褒められるのが上手くないな、と思う。 人に褒められても内心はとても嬉しいくせに「まあこれくらいは誰でもできますよ」みたいな態度をとってしまう。素直に喜べばいいのに。そのくせ褒められたい。さらに、なんで褒めてくれないのと卑屈になりかける自分をとっても厄介だと思う。 同じ職場にHさんという人がいる。Hさんは私と職位も職務範囲もだいたい同じだが違う部署にいて、ライバルのような存在かもしれない。しかしHさんとの関係はばちばち火花をぶつけるものではなく、仕事の情報交換をしつつ
noteを立ち上げました。 出会ったこと、もの、ひとなどに思ったことを記していけたらいいと思います。どうぞよろしくお願いします。
