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あじたま
2024年2月7日 01:05
2人いる守衛のうちの1人を自らの乳房に封印した女は、奥の座敷で眠るもう1人の処分を決めかねていた。「乳アクセは一つ手に入れたし、ここで殺してしまってもいいけど、死体が見つかると面倒だからどうしよう…。」女は一糸纏わぬ姿のまま足音を立てないように寝ている男に近づく。その姿はまさに獲物に忍び寄る蛇のようであった。男の掛け布団をゆっくりとはぎ、綺麗に仰向けに寝ている男の顔に自らの秘部を押し付ける
2023年12月23日 16:03
女は瞬時に状況を確認する。守衛室に1人、奥の仮眠室に1人、仮眠室の人間は寝ているようだ。計2人の守衛がいる。流石は大企業、いずれも若くてがっしりとした体格の良い、いかにもガードマンという感じだ。「すみません。高橋専務に呼ばれたのですが…。」娼婦を呼んでいる人物は村田から得た情報で掴んでいた。問題は女側のデータが無かったことだ。「いつもの女はどうした?」ガードマンがそう問うと彼女に緊
2023年11月7日 00:11
夜。彼女はテスラ製薬本社ビルの地下駐車場、職員入り口にいた。村田のデータから会社のある幹部が毎週決まった時間に娼婦を呼んでいることを知った彼女は、今日呼ばれるであろう、その女を待ち構えていた。案の定、運転手に送られ女が現れる。さすが高級娼婦というべきか、露出の多い華美な服装を身に纏いながらも、その佇まいはどこか上品でいた。車を降り、迷いない足取りでゆっくりと従業員の通用口から入ろうとする
2021年11月4日 21:56
今回の彼女への依頼はテスラ製薬という大手の製薬会社の調査である。表向きは優良な企業であるが裏では非人道的な人体実験を行い、身体改造やドラッグの開発などを行なっていると噂されていた。その実態を調査し、証拠とともに報告せよとの依頼だ。今回の依頼は公安案件である。公安案件とは正規のルートで調査に限界を感じた公安が裏社会に依頼するというものであり、暗黙の了解で殺しが許可されている。彼女は親の地盤を
2021年2月2日 22:02
「お嬢様、今回の依頼はテスラ製薬の調査でございます。」そう女に話しかけるのはこの屋敷に住む使用人の明智だ。彼女は両親、とりわけ母の教育により幼い頃から様々な知識、武芸、サバイバル術を叩き込まれていた。彼女は両親の仕事についてよく知らなかったが、両親とも貿易関係の仕事をしているとだけ教えられていた。2人してよく家を開けることもあったが、明智が面倒を見てくれるし、自分の暮らしがあるのは両親