ひとまず自己紹介。

長野県上田市の劇場で舞台のスタッフをしています、わたくし、
これから発信していくにあたって、まずどんな人?っていう
自己紹介をさせてください。

出身は、神奈川県です。
3年前に上田に越してきました。

それまでは、大学を出てからオペラやバレエを主とする舞台監督会社で
舞台監督助手(演出部と呼ばれます)として6年弱、働いていました。

クラシック音楽に関わる舞台が好きで、
やりたかった仕事がまさに出来る環境で、とてもとても幸せな時間でした。

ただ。
東京で作られる舞台だけに関わっていてはこの先、
日本で舞台芸術が続いていくのは難しいんじゃないか、
廃れていってしまうんじゃないか、
文化が死んじゃうんじゃないか、

ある時、はた、と思ったんです。
いずれは、そうならないためのアクションを何かしら起こしていかなくては。
同時に、そうも考えました。

またある時、
それって、「いずれ」じゃなくて今すぐ行動しないと手遅れじゃない・・?
ということも、はた、と気がついて。

それからいろいろなきっかけが重なり、
長野県に引越してみることになり、今の職場で働かせてもらえることになり、
ここで暮らすようになり、今に至るのですが。

やはり、都市部で舞台に関わる仕事につくのと
地方で同じ仕事をするのとでは、当たり前ですが環境が全く違いました。

学んでいきたいなぁと思っていた、様々なことに出会い続けています。日々学ぶこと、感じることがたくさんあります。
いままで遠くに感じていた課題が目の前に山と積まれています。
それは、文化芸術に関することだけじゃなくて、暮らしていくことに関するあらゆることについて。
「いずれ何かアクションを」、そんな悠長なことを言っている場合ではなかったみたいです。

その課題をどう解決していくか、
折り合いをつけていくか、あるいは、共存していくか。
周りの人々と議論したり、悩んだり、困ったり、時には脇においたりしながらも、向き合う毎日です。

山積する結論の出ないことどもと、格闘する私たちを省みた時
もっと外に出て、たくさんの人と話をしたり、
他の地域でいま行われている制度・取り組みや工夫や苦労を見て聞いて、
または、そこで生きる人たちが、そこで起きている課題と対峙する姿を見ることで

私たちが今、何ができるのか
どんな未来を描けるのか、描くのがいいのか
もっともっと、いろんな人と一緒に考えたい、と思ったんです。

そうやって、まずは「一緒に」、考えることの出来る環境を作ることが大切なことなんじゃないかって。

なので、まず、外に出るための準備として
来週末から1ヶ月、ヨーロッパへ行ってみます。

その間起こったこととか、感じたこと、学んだこともここでシェアしていきたいですねー。

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