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夏バテやダイエットにも!梅干しの知られざる健康パワー

おにぎりの具やいわしの梅煮、梅肉を使った料理。
梅干しはわたしたちの生活に非常になじみ深い食材です。
古くから「梅は一日の難のがれ」と言われ、1日1粒食べると病気を退けるとされてきました。
とくに、梅雨の時期の体調不良や、夏バテと言われる暑気あたりなどにぜひ取り入れてほしい食材でもあります。
この記事では、梅干しが持つ栄養素、そして知られざる効果について紹介します。

梅干しが持つさまざまな効果

  1. 食欲促進

  2. 疲労回復

  3. 食中毒予防

  4. 血流を改善する

  5. 免疫力向上

  6. 抗酸化作用など

そもそも梅干しの原材料である梅は、クエン酸やリンゴ酸、ピクリン酸、さまざまなビタミン、ミネラルなどの栄養素を含んでいます。
なかでも、疲労回復に効果のあるクエン酸はレモンの5倍にもなるとのこと。
梅干しが「梅は一日の難のがれ」と言われる所以はここにあるのかもしれません。

夏バテ対策に梅干しがいい理由

夏バテで食欲がないとき「酸っぱいものなら食べられそう……」という経験はありませんか?
それは酸味によって唾液や胃酸の分泌が増えるというメカニズムがあるため。
酸っぱいもの代表格の梅干しが発揮する食欲促進は、クエン酸によるものなのです。

梅肉特有の成分「ムメフラール」

また、クエン酸は、代謝をアップさせるはたらきも持っています。
梅肉にしかない「ムメフラール」という成分は、クエン酸と組み合わせることで相乗効果を発揮し、疲労回復を促してくれるのです。
梅雨や酷暑には、夏バテ防止として冷蔵庫に梅干しを常備しておくと心強いかもしれません。

梅干しの脂肪燃焼成分「バニリン」

梅干しは、疫学調査結果において、脂肪細胞を刺激する「バニリン」という成分があることがわかっています。
つまり、梅干しを食べることによって、脂肪燃焼効果を期待することができるのです。
そしてなんと、その成分を倍増させる方法があります。
それは “梅干しを焼く” です。
焼き方はオーブントースターで焦げ目がつくまで10分程度焼きます
小腹が空いたときのおやつにもいいですね。
また、焼き梅干しは冷蔵ができるため、まとめて焼いて粗熱をとり、冷蔵保存しておくと便利です。

梅干しを食べるときに注意すること

梅干しはさまざまなメリットを持つ食材である反面、塩分が多いため食べ過ぎに注意する必要があります。
継続した塩分の摂りすぎは、高血圧やそのほかの疾患を引き起こす可能性があるため、1日1粒にしておくのがいいでしょう。
日常の食生活にうまく梅干しを取り入れて梅雨や酷暑を乗り切りましょう!


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