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助産師って何者?

自己紹介

そう思っている方、多いんじゃないでしょうか?

ご自身が出産されて、初めて助産師という職業を知った…というのもよく聞きます。


私の姉が中学校の先生なので、その生徒さんから「職業インタビュー」を受ける機会がありました。

本当に聡明な生徒さん達で、このよくわからない職業に対して(笑)、一生懸命に調べて、質問を考えてくれました。

生徒さんに聞かれたこと、私が答えたことを簡単に書きますね。


①助産師ってどんなお仕事?
妊婦さんのケアをして、おなかの赤ちゃんがちゃんと育っているか見たり、
安全なお産になるよう、お産の立ち合いをしたり、
産後のママや赤ちゃんのケアをします。

※本当に助産師の仕事は幅広くて、他にも性教育や不妊治療、孫育てなど、色んな場面で活躍されている方々がおいでます。でも中学生にわかりやすく伝えるために、産院業務のお答えだけに絞りました。

②助産師になるためには、どんな資格が必要?
看護師の資格がないと、助産師の資格は取れません。
ですので、まず看護教育を3年受けて、看護師の国家資格を取ります。
その上で助産教育を1年以上受けて、助産師の国家資格を取ります。

私の場合は4年制の大学で、看護教育と助産教育を受けました。
そうすると、看護師と助産師の国家試験を同時に受けます。看護師が受からないと、助産師が受かっても、落ちたのと一緒です。


③どんな人が向いてる?
相手の気持ちを理解して、それに寄り添うことができる人が向いていると思います。
妊婦さんや産後のママは、体にも負担があるし、気持ちも不安定になりやすいです。
それを理解して、共感して寄り添うことはとても大切です。
私もまだまだかもしれませんが、日々意識していることです。

④やりがいは?
感動です。
何度お産に立ち会っても、やっぱり感動します。
助産師は、妊娠期から出産後まで、そのママと長く関わります。
どんな想いで妊娠期を過ごしていたかわかるし、その想いを乗せて、陣痛を一緒に乗り越えて赤ちゃんを迎える瞬間は、本当に感動します。

それから、感謝されるし、頼られることです。
「お産の時、一緒にいてくれたから頑張れた」
「育児で困ったときは、あなたに聞きますね」って言われるのも嬉しいです。


⑤大変なことは?
助産師は、ママと赤ちゃん2人の命を預かっています。
お産中や産後に急変して意識を失ったママや、産まれて呼吸をしない赤ちゃんに緊急の処置をすることもあります。
2人の命が危険に晒された時に、きちんと対処できなければなりません。


⑥どの教科が大切?
(む、難しい質問きた~💦わからん…!)
え、えと…、り、理科!特に生物の分野…かな…。
助産師に関わらず、医療従事者は体の仕組みをわかっている必要があります。
あ!あと家庭科!お料理や栄養も、妊婦さんや産後のママには大切です。

⑦私たち中学生に伝えたいことはありますか?
将来、助産師にならなくても、
周りに妊婦さんや、ちっちゃい子を抱えたママがいたら、助けてあげられる人になってほしいです。


私は普段、中学生と話す機会がないし、
どんな言葉なら伝わるかな…と考えていたから、すごく難しかったです💦

自信もなくて、どこまで伝わったかな…と思っていたら、
このあと発表会があったらしく、私がしたお話をまとめてくれていました!

そしたら上手にまとめられていて、私にとって大切に思っている部分がちゃんと伝わっていました。

嬉しかったなあ☺


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