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ジンベエ親分「知らんと…恐ェ…!?」→お産もそうだと思うの
ONE PIECE好きな方、何編が好きですか?
私は魚人島編が好きなんですが、魚人島編は「差別・偏見」、そしてその相手に歩み寄ることがテーマとなっています。
人間が、魚人や人魚を差別し迫害してきた歴史。
この歴史を変えようと、人間に歩み寄ろうとする魚人や人魚。
ジンベエ親分は魚人ですが、「差別意識が強いのは一部の人間。他の人間はわしらを見て怯えている。何をそんなに怯える?」と問いました。
すると人間の少女はこう言います。
「だって、何も知らないから」
「知らんと…、恐ェ…?」「知れば何か変わるのか…」
そう、知らないものって、恐いんです。
例えば、突然知らない人に、中身の見えないタンブラーを渡されたら、その中の物、飲みますか?
恐くて飲めませんよね。
それが、毎日会うくらい仲が良く、信頼している友達に「コーラ入れてきたんだけど、飲むー?」って同じタンブラーを渡されたら、「飲むー!ありがとー!」って言いませんか?
知らないと恐いけど、知ってたら恐くない。
これってお産も一緒だなと思うんです。
「お産って痛いんでしょ?」
「何時間も痛みに耐えるんでしょ?」
「突然痛くなるんでしょ?」
特に初めてのお産を控えている場合は、このように漠然としたイメージではないでしょうか?
どのくらい痛くて、どうやって耐えるのか、経験をしていないから、
知らないから、恐い。
経産婦さんの場合は経験をされているので、
「あのくらいの痛みだよね」
「はじめは余裕があったし、最後だけ痛かったな」
「ずっと痛いんじゃなくて、痛くない時間もある」…など、
知っているから、まだそこまで恐くない。
いや、あの痛みを知ってるからこそ、恐い…という方も多くいます。
でも、お産の流れを知っている状態か、それとも全く知らずにぶっつけ本番でお産を迎えるかでは、心の準備が違います。
「この痛みの時は、こう過ごせばいい」
「痛みがこうなったら、ここをマッサージしてもらったらいい」
「痛みやいきみを逃す時は、こんな呼吸法をしたらいい」
知っていたら、できることがたくさんあるし、心に余裕を持ってお産に臨めると思います。
ですので妊婦さんやそのご主人には、ぜひ「両親学級」を受けてほしいです。
通っている産院や、地域でやっているものがあれば、参加してみてください。
お産に限らず、育児のことも予習しておくと役に立つと思います。
そういった教室が無い場合、産院の助産師や地域の助産院に、なんでも聞いてください。
「陣痛ってどんな感じで始まるの?」
「お産になったら、どんなふうに過ごしたらいい?」
「痛いときは、どんなふうに耐えたらいい?」
「私、耐えられるかな…」
「叫んでもいいの?」
「産後はどんな流れで育児が始まるの?」など。
知らない・わからないことで不安があるのなら、お産や育児のことを知って、一つでも不安を取り除きましょう。
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