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【初投稿】我が家の猫娘たち

うちには♀猫が2匹います。妖怪ではなく、文字通りの猫の娘達です。
仲良しかと思えば喧嘩をし、急に甘えんぼで、いつでも食いしんぼで、のんきで気まぐれな愛すべき猫娘達です。
note初投稿はうちの娘たちについて語ってみたいと思います。

出会いは2021年5月、勤務中に牧場勤務の夫(以後、牛飼いさん)が「育児放棄された野良の子猫がいる!お母さんが迎えに来てくれなくて、ずっと鳴いているの…連れ帰ってもいい?」という、どこかの小学生の様なLINEが始まりでした。
聞いてみれば、牧場というところは野良猫が住み着く絶好の場所。
どこかしらに零れたミルクもある、牛さんの体温や藁の山など暖かな場所が豊富、ネズミさんや虫など小動物?も豊富。
そして何より、働いている人間達がもれなく動物好き。何事かあれば、牛の為に来てくれた獣医さんに見せて治療してもらえたりします。

そんな訳で、牛さんの日常の傍らには大抵野良猫の日常が寄り添っているのです。

牛飼いさんのお昼休憩に連れ帰ったのは、私の手に収まるくらいの小さな毛むくじゃら。耳の間の頭頂部だけ茶色のキジトラベース・茶トラ風味の子。
名前は「てっぺん」という意味で「てん」と名ずけました。

連れ帰られた直後のてん

すでに毛はパヤパヤで、高い声で「みー、みー」と鳴いていて、生後2週間位は経っているかと思われる子猫…こりゃ人生初めての授乳だぞ?!と思いながら市内ペットショップ・ホームセンターを走り回り、ミルクと哺乳瓶(これがなかなか無かった…)、トイレ用品を買い出しに行きました。
そして、牛飼いさんは牛さんの搾乳のため、午後の部に出勤。
夜19時に帰ってきた時、なんと!ブローチの様に右胸に別の子猫をぶら下げて帰ってきたのです!

完全なるキジトラちゃん、大きさは同じくらいですが、こちらは全く鳴きません。ぶら下がっている間怖すぎたのか、歩きもせず置いた場所に立ち尽くしておりました。

北海道の実家で飼っていた、今は亡きキジトラ子とそっくりで、何とも庇護欲を掻き立てられること!!
公共放送の歴史ドラマから因み、「てん(天)」の次は「ちー(地)」と名ずけました。

家に着いたばかりのちーと、
ちーを舐めたくるてん。

この日から我が家には、てん(天)、ちー(地)、じん(人間2人)が揃ったのでございます。

実はちーちゃんが病院の検診時に女子だと判明するまで、男子だと私に勘違いされ「じん」くんと呼ばれていたのはまた別のお話で…。

あれからもうすぐ2年。
元気にすくすく育っております。

左がてん、右がちー

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