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ちょうちょ結びができた日🌟

こんばんは。
子どもって何歳くらいにちょうちょ結びができるようになるのでしょうか。
正直、長女次女と幼稚園の間に自然とできたので簡単に覚えられると思っていました。

けれど小1男子、これができない。
というか普段を見ていると、出来る気がしないというのが正直なところでした。
なぜなら・・・輪ゴムを結わえるのもできなかったから。
(手を育てなかったツケです。本人の資質もあります。)

輪ゴムを結わう必要がでてきた

 けれども学校の美術でも輪ゴムを使って結ぶ場面が出てきました。
彼はもちろん苦戦しました。その話を聞き、家でもやってもらったところ・・これが意外。全くできない感じでもない。

ちょっと練習してもらうと、あっという間にできるようになりました。
調子に乗った母は、「これはもしや、ちょうちょ結びもなんとかなるのでは?」と淡い期待をいだき、息子を誘ってみました。

ものすごいやりたくなさそうな息子をおだてながら一緒に練習すること
10回・・20回・・・・やっぱりできない。どうしてもできない。

なんというかおしい要素がない感じ。

意外と複雑なちょうちょ結びの工程

 
 そこでちょうちょ結びを細分化して彼が困っている工程を具体化することにしました。
すると彼は以下の工程の中でいくつかの工程でひっかかっていることが分かりました。

※息子がどうだったかは〇△×で表現しています。
〇:すぐ理解した
△:ちょっと苦労した
×:なかなか理解できなかった

1.棒にひもをかける。 :〇
2.ひもを×の形に交差する :△
3.交差した片方を(上なら下から、下のひもなら上から)穴に通す
4。ひもを左右にひっぱって、まず結う。:〇
5.片方のひもを割っかにして根本をつかむ。(右なら右手で左なら左手で):〇
6.もう片方のひもをつまんでいる輪っかの根本をぐるっと回るようにかける(その時、穴を作っておく):×
7.ぐるっとかけた方のひもをつまんでいる部分に追加して(3本つまむ形に)、そのままぐるっとかけた紐をその穴に通す(輪っかの形で):××
8.元々あった輪っかを反対の手でもち、穴を通してできた輪っかをもう片方の手でつかむ。:××
9.輪っかを両側に引っ張る:〇

息子は実にこれの、
2で悩み、
4で反対側に引っ張り
6で思ったようにぐるっとひもを回せず
7でなぜか作った輪っかごと全部つかんでしまって通す穴が見つけられなかったり、なぜか違う部分を通そうとしたり。
8、輪っかを逆にひっぱりなんか変な形のリボンになる
と、実に5か所で混乱して毎回ほぼどこかで困っていました。

特に後半の7、8は難しかったです。
こういう道理というか空間認知も弱いところがあって、
苦手だろうなとは思っていたけれど、ここまで分からないとは・・・。

けれど息子はやりました。やりとげました。
「ママのひざの上でならやってもいいよ」
「お菓子たべながらやる」
色んな条件を自ら提示しつつ、彼は自分のモチベーションをなんとか維持し、
休みつつ、ほぼ半日かけて彼はちょうちょ結びをマスターしました。
練習した回数は100回はくだらないのではないでしょうか。

「がんばったね~~~~~~~~!!!」
「すごいね~~~~!」
とみんなに褒められて本人大得意。

「やった~~~~!!!できた!!!!」と大興奮でした。

そして今朝も姉にやって見せてよ~~と言われると
「え~~~、もうしょうがないなぁあ」と言いながら大得意で
ちょうちょ結びを披露してくれました。
もうほとんどつっかえるところがありません。
動きがかなりスムーズになっていました。

よくがんばった。
本当によくがんばりました。
今は高学年の靴か、ズボンのウエストのひもくらいしか使いどころがないちょうちょ結び。
けれど手や認知の部分で結構重要な要素だと思っていたので本当にうれしい。

たかがちょうちょ結び、されどちょうちょ結び。
ずっと気になっていた部分が解消してなんだか私がほっとした出来事でした。

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