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小説投稿サイト『ノベルアップ+』を1か月つかってみた感想!

さて今回使ってみたのは比較的新しい小説投稿サイト『ノベルアップ+』です。小説投稿サイトめぐり第6回になります。

1回目から5回目まではこちらのマガジンからどうぞ。
これまでに『カクヨム』『monogatary.com』『NOVEL DAYS』『エブリスタ』『小説家になろう』の感想を書きました。


では総評です

POPで使いやすいし、なにもしていなくても新規投稿が読まれやすい。多分滞在している人が多い。異世界しか受け入れないという空気はない。
コンテストなどは比較的大きめのものが年に数回あるけれど、異世界やコミック原作のためものが主だっている。細かいものはあまりなさそう。
使用感にソシャゲのようなゲーム性があってこれがハマる人にとってはかなり居心地が良いはず。異世界が流行っていそうな空気に負けずに使ってみると、この場所にハマるポテンシャルが十分にある。


■サイトの作りがPOPでゲーム性にあふれている

なによりこれが『ノベルアップ+』の最大のポイントでしょう。
登録するとレベルとかジョブとか称号とか、かわいいヒヨコのイラストとかが勝手に貰えます。そして投稿とかレビューをするたびにこれが成長していくのです。

ノベルデイズプロフィール

アバターやスタンプなどもお金やポイントで買うことができ、かなりソシャゲ感あります。投稿を重ねると最初はぽんぽんレベルがあがりますし、こういうのが好きな人にとってはたまらないんじゃないでしょうか。

後程説明しますが、他の人の応援に使える「応援ポイント」が毎日1000ポイントもらえるのに、これが5日で消滅する時限つきだったりします。滞在してなにかをやりたいと思わせるゲーム性に溢れているのです。

ちなみにこちらが現在のわたしのプロフィールです。

ノベルアップ2

こういう育成要素などのゲーム性に魅力を感じる人にとってはかなり居心地が良いのではないでしょうか。


■ジャンルにかかわらず新規作品に沢山反応をもらえる

全体としてはやはり異世界などが多いのだと思います。でも他のサイトであったように、別ジャンルの作品にはまったく反応がない、というようなことはなく、むしろ反応してもらえる数はかなり多い印象でした。

わたしは今回、投稿した作品の同ジャンルの作品をまわったりはしなかったのですが、なにもしていなくても不思議と見に来てくれるんです。おそらく新着作品のツリーから来ていただいたと思うのですが、他のサイトにだってそういう新着が表示される場所はあります。
だからなにもせずにここまで来てくれるのは正直驚きました。例によって短いものを出したせいで読みやすかったとかはあると思いますが、それにしてもこの感じはこれまで回ったサイトの中で一番反応が多かったのではないでかと。

おそらくですが『ノベルアップ+』のもつゲーム性に居心地の良さを感じこの場所に滞在して、他の作品になんらかの反応をしたいと思っている人が多いことが一番大きいのではないでしょうか。noteでも最近よく感じますけど、「居心地の良さ」というのはとても大事な要素です。

そして後述しますが、コメントのかわりに使える「スタンプ」という存在が結構大きいのではないかと思います。


■スタンプという機能がとてもいい

『ノベルアップ+』ではコメントはできますしPVも普通に出ますけど、単純な「スキ」等がないんです。そのかわりにあるのが「スタンプ」です。だから最初はよくわからなくて戸惑いました。
「スタンプ」ってどう使うの? お金かかるの? 失礼じゃない? とか思っていたんです。しかし慣れてくるとこれがとても便利で魅力的です。

LINEの返信するときスタンプひとつで済ますことってありますよね。コメントまでは億劫だけど、なにも言わないのもさみしい。そんなときにスタンプなら気軽に簡単な意思の表明ができる。

この良さをそのまま使っているんです。

ノベルアップ3

上部にあるようにいろんなひとこと感想がいくつもあって、そのときどきで使い分けることができます。有料で買うものもありますけれど、無料で最初からいくつか使うことができますので問題ありません。

他の作品に反応したいときだけでなく、自分の作品についたスタンプやコメントへの返信にも使うことができるのでとっても気軽です。それに「スタンプ」とはいえ、顔も見えない「スキ」とか「ハート」に比べればずっと相手のテンションや体温を感じることができるんです。これは本当に画期的だと思いました。

くわえて、画像下部にあるように自分の持っている応援ポイントを付加することもできます。
「いい作品だったからおひねりどうぞ!」という感じでしょうか。応援ポイントは日々もらえますから気兼ねなく応援できます。それにそのポイントの量で熱意も示すことができるわけです。

こういった作品に反応するためのコミュニケーションにかかるストレスの軽減策は本当に今風で正直すごく楽ですし。書く人、読む人お互いにとってプラスになるいいシステムだと思いました。


■コンテストはそこまで多くはない

コンテストらしいコンテストは年に数回くらいになるのではないでしょうか。決して少なくないんでしょうけど、草の根コンテストみたいなものはあまりなさそうな印象です。

現在(令和3年9月29日現在)募集している小説のコンテストは「BLコミック原作のコンテスト」と「異世界恋愛小説コンテスト」の二つ。でそれぞれ11月末と10月末まで。そういうものを書いていない人にとってはちょっと取っつきづらいとこはあります。

ノベルアップコンテスト

ここで書いていたものでそのままデビューとかを考えるなら、ジャンルは選ばないといけないかもしれません。とはいえ他のサイトも異世界が強いのはどこもそれほどかわりませんけれど。


■まとめ

総括としては、結構オススメできるサイトなのではないでしょうか。わたしは結構好きです。「スタンプ」機能とそれに伴う反応の多さはとてもうれしいです。

ただそういったゲーム性ゆえか、ちょっとわかりづらい部分はあって、いまだに機能としてよくわかっていない部分もあります。そのあたりのとっつきづらさみたいなものはあるかもしれません。

あとこれは完全に想像なのですが、サイトの雰囲気からしてガッツリ重い気持ちをのせて重い小説を置いているというよりは軽い気持ちで書いたり読んだりしている人が多いのではないかと思うので、比較的短い文章を書く人の方が居心地が良いと感じるかもしれません。


『ノベルアップ+』はそんな感じでしたー!
ちゃんと使ってたし次は『ショートショートガーデン』とかを書いてみようかな。では!



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「欲しいものリスト」に眠っている本を買いたいです!(*´ω`*)