相手によって「好きなマンガ」はコロコロ変わる【#マンガの話がしたい】
マンガが好きで生きてきていれば、みなさんにも経験あるかと思います。
「どんなマンガが好きなの?」
と聞かれたことが。
シチュエーションはさまざまでしょう。学校で友達に聞かれたとか。会社で同僚と話してたらたまたまそんな話題になったとか。合コンで聞かれるなんてこともあるかもしれません。
「マンガが好き」と公言していて、相手も多少なりともマンガに興味があった場合、「じゃあなにが好きなの?」という話に発展するのは無理からぬこと。でも、この質問って、――超むずかしいですよね。
いや「好きなマンガ」聞かれているだけなんですから、好きに答えたらいいじゃないか、というのは重々承知ではあります。でも、そうやって好き勝手に答えた結果、相手は知らないマンガを出してしまい「ふーん……そうなんだ。それでさー」って、微妙な空気になったうえに話題を変えられた経験もあるのではないでしょうか。
そんなはずかしめはできるだけ受けたくない。
だからこういう単になにが好き?という個人的な質問にたいして、わたしはぐるぐると頭を悩ますわけです。この場で、わたしは、どのマンガを好きだというべきなのかと。
相手のことがよくわかっているときはいいんですよね。
すごくマンガに詳しいのであればほとんど気がねすることなく、自分が好きだったマンガをあげて、「読んでないものある?」と聞けばいい。ジャンプ系を中心に読んでいるような人であれば、それこそジャンプから選ぶか、ジャンプ+あたりまでは足をのばしても興味を持ってもらうことができると思う。ほとんどマンガを読んでいない人であるなら、世間での話題作をあげるのが無難。
だいたいそんな感じの処世術がわたしのなかにあるわけです。
だから「好きなマンガはなに?」と聞かれたときには、相手にとってどの手札を切ることがベストなのか。という部分で瞬時に頭を悩ませなければいけない難易度の非常に高い質問なわけです。
これはもちろん「オススメは?」と聞かれたときも同様です。
相手のことが分かっていればいいんですけど、まったく知らないときなんかはもう恐る恐るですよ。
とかなんとか、下町の商人みたいな気分になります(笑
あ、わたしがTwitter(現X)で、オススメ!とか書いてるやつとかは、別に相手のことはなにも考えてません。あくまでも自分ベースの選書なので、逆にいったらわたしに近い感覚を持っているひとじゃないと楽しめません、そういうものです(笑
たかだか「好き」を語るのにも簡単にいかないなんて。
リアルな世界は本当に形見にせまい世界ですねぇ。
「欲しいものリスト」に眠っている本を買いたいです!(*´ω`*)